中邑真輔が日本人初のロイヤルランブル初優勝…レッスルマニアでWWE王者AJスタイルズに挑戦決定

スポーツ報知
日本人で初めてロイヤルランブルで優勝した中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

 中邑真輔(37)がWWEのビッグマッチ「ロイヤルランブル」で、日本人としては初となる優勝を飾った。

 時間差バトルロイヤルで14番目に登場した中邑。フィン・ベイラー、ジョン・シナ、ロマン・レインズを含む最後の4人に残った。中邑とベイラーが攻防を展開すると、そのすきを突いてシナがベイラーを放り落として脱落。今度は中邑がシナをエプロンに追いつめると、キンシャサを叩き込んでシナを脱落させた。

 これで中邑とレインズの2人が残ると、中邑は「カモーン!」とレインズを挑発。レインズがスーパーマンパンチをきめれば、中邑がトップロープ越しの三角締めて両者の意地がぶつかり合う死闘を展開すると、最後は中邑がキンシャサを叩き込み、レインズを場外に放り投げて勝利した。

 優勝したことで、WWEの王座挑戦権を獲得した中邑は「どのベルトに挑戦したいか」との質問に不敵な笑みを浮かべながら「AJスタイルズ」と即答。米国時間4月8日に行われるWWE最大の祭典「レッスルマニア34」で中邑真輔対AJスタイルズのWWE王座戦が決定した。かつて新日本プロレスで激闘を繰り広げた両雄が世界最高峰の舞台で激突する。

 ◆試合後の中邑インタビュー

 -今の率直な気持ちは?

 「言葉が見つからない。レッスルマニアで自分もファンも望んだ試合ができることに興奮している」

 -AJスタイルズとの対戦に関しては?

 「世界最高の舞台で世界最高の相手と闘うことを望んでWWEに来た目的の一つ。それが実現することに興奮している。」

 -自身初のレッスルマニア出場には?

 「会場がでかければでかいほど自分のパフォーマンスが上がるので、それを楽しみにしている」

 -ファンに一言

 「これはまだ始まりだけど、応援ありがとうございます。試合しながらファンが自分の後ろにいてくれるという感覚を感じたので力になった」

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