棚橋弘至、オカダ・カズチカにイラッ「コケにすんなよ、コノヤロー」

スポーツ報知
場外乱闘でオカダ・カズチカを攻めた棚橋弘至(右)

◆新日本プロレス「NEW JAPAN CUP2018」 ▽6人タッグマッチ30分1本勝負 〇ジュース・ロビンソン、棚橋弘至、マイケル・エルガン(14分44秒 パルプフリクション→片エビ固め)オカダ・カズチカ、石井智宏、チャキーT●(15日、東京・後楽園ホール、観衆1718人札止め)

 春のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」(NJC)で10年ぶり3回目の優勝を狙う棚橋弘至(41)が6人タッグマッチに登場した。

 前夜のNJC2回戦、バッドラック・ファレ(36)戦の疲れも見せず、16日の準決勝で対戦するジュース・ロビンソン(28)とマイケル・エルガン(31)と組んでのタッグ。この日はチームメイトだが、明日は敵とあって、目線も合わせない棚橋とジュースだが、チームワークは抜群。最後はジュースが必殺のパルプフリクションでチャッキーTをマットに沈め、棚橋組が白星を挙げた。

 試合後のバックステージでは、ジュースについて「同じユニットであっても、シングルマッチの前には握手はしない。これが俺のポリシー。なぜなら戦う理由があるから。戦う前に握手するなんて、甘~いケーキにショウユや塩をかけるみたいな行為だと俺は思う。明日はそういう(仲間への)感情抜きに自分の中の一番大切な目的に向かう。とにかく楽しみです」と一気に話した棚橋だったが、怒りは全く別の方向に向かった。

 この日、オカダ・カズチカ(30)と久々のマッチアップとなった棚橋。場外乱闘でオカダに机に叩きつけられ、顔をゆがめるシーンもあったことについて聞かれると、表情が一変。「オカダにうまいこと泳がされてますね。コケにすんなよ、コノヤロー」と吐き捨てていた。(中村 健吾)

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