元UFC女王ラウジーがWWEで一本勝ちデビュー…レッスルマニアでトリプルH組撃破

スポーツ報知
ラウジー(左)がステファニーに腕十字を決めるとカートがトリプルHにアンクルロック(C)2018 WWE, Inc. All Rights

 世界最大のプロレスの祭典WWE「レッスルマニア34」が8日(日本時間9日)、米ニューオーリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードームに7万8133人の観客を集めて行われ、北京五輪女子柔道銅メダリストで元UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジー(31)がプロレスデビューした。

 ラウジーはアトランタ五輪レスリング金のカート・アングル(49)とのメダリストタッグで権力者トリプルH&ステファニー・マクマホンと対戦し、ステファニーに腕十字固めを決めてWWEデビュー戦を勝利で飾った。

 ゴング前からステファニーはロンダの髪を掴んで挑発すると、試合中もカートとの交代をロンダの足を引っ張って妨害する。これに苛立ったロンダはクローズラインで先制すると、サンドバックのようにステファニーにパンチの連打を浴びせた。続けて腕十字を狙うロンダだったが、ステファニーがこれをサミングで回避。終盤にも再びステファニーを腕十字で抑え込むと、同時にカートもトリプルHにアンクルロックを決めて会場を盛り上げると、最後はペディグリーを狙ったステファニーをロンダが切り返すとそのまま抑え込み3度目の腕十字固めでタップを奪って勝利を収めた。

 絶対権力者との遺恨戦でデビューを飾ったロンダはメダリストタッグで7万人超のファンを魅了した。

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