【ＲＩＺＩＮ】那須川天心、中村優作撃破で３０連勝！

◆ＲＩＺＩＮ．１０　▽第１１試合・キックボクシング（５８ｋｇ）　○那須川天心（２回　ＴＫＯ）中村優作●（６日・マリンメッセ福岡）

　“神童”那須川天心（１９）＝ＴＡＲＧＥＴ＝が、日本拳法をバックボーンとするＭＭＡファイターの中村優作（３１）＝チーム・アルファメール・ジャパン＝をキックボクシングルールで圧倒。無敗記録（ＭＭＡ、ミックスルール含む）を３０にのばした。

　那須川は、中村の遠い間合いにも冷静にカウンターを合わせるなど優位に試合を進めると１回終了間際、距離を詰めてきた相手の顔面に胴廻し回転蹴りをクリーンヒットさせ１度目のダウンを奪った。２回、前に出続ける中村にカウンターを合わせ３度のダウンを奪い試合に勝利した。

　試合後、那須川はリング上で「ちょっと冷や冷やしました。力んじゃって、優作選手の入り込みが早くってそれを気をつけすぎてしまったのかなと思いますけど、結果的に倒せて本当によかったです。ＲＩＺＩＮはキックボクシングルールでやらせてもらってるんですけど、ＭＭＡもキックボクシングもあり、中村選手と戦えて誇りに思います。６月１７日過去最高の相手と世界タイトルマッチやります。皆さん応援来てください。ＲＩＺＩＮ盛り上がってますけど、キックのトーナメントのベルトが欲しいです。強いやつとどんどん戦いたいので、是非キックのベルトを作ってください。この後、堀口選手試合するので是非応援してください。自分もいつか堀口選手を倒せるように頑張るので、皆さん応援よろしくお願いします」とコメントした」

　◆那須川　天心（なすかわ　てんしん）　１９９８年８月１８日、千葉県生まれ。１９歳。５歳から極真空手を始め、小学６年でキックボクシングに転向。２０１４年に１回５８秒という衝撃のプロデビューを飾った。現在、ＩＳＫＡオリエンタルルール世界バンタム級王者、ＲＩＳＥバンタム級王者。キックボクシングではいまだ無敗。２０１６年からＲＩＺＩＮのリングで総合格闘技デビューし、４戦４勝。１６５センチ、５５キロ。