中邑、反則OKのWWE王座戦でもAJから奪取ならず…両者カウントアウト

スポーツ報知
AJスタイルズ(下)を追い詰めた中邑だったがWWE王座奪取ならず(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 米ニュージャージー州ニューアークで6日(日本時間7日)に行われたWWEのPPV大会「バックラッシュ」で、日本人スーパースター、中邑真輔(37)がAJスタイルズ(40)の持つWWE王座に挑んだ。3度目の対戦となる因縁の王座戦は、ノーDQ(反則裁定なし)形式で実施され、2人同時の急所蹴りで、両者カウントアウトで不完全決着となった。

 険悪な空気の中で試合が始まると、中邑は持ち込んだパイプ椅子にAJをリバースパワースラムで叩き付け、続けてキンシャサを狙った。しかし、AJはこの椅子を中邑に投げつけて回避するも、椅子が自身の顔面にもヒットして流血。

 それでもカーフ・クラッシャー、ペレキックと勢いづくAJに対して、中邑が急所打ちを敢行すると、これにAJも急所打ちで応酬。両者ダメージを負いながら打ち合いの展開を見せると、最後は2人同時の急所蹴りでダブルノックダウン。レフェリーのカウント10でも両者とも起き上がれず、再びカウントアウト判定でAJの王座防衛となった。

 中邑は3度目の挑戦でもAJからのWWE王座奪取はならなかった。

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