桜庭和志が主宰する「QUINTET」が10月ラスベガス、12月にロンドン進出

スポーツ報知
会見する桜庭和志

 プロレスラー、桜庭和志(48)が主宰する新たな格闘技イベント「QUINTET(クインテット)」が8日、都内で9日に東京・ディファ有明で開催する軽量級大会「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO―Light Weight Team Championship―」の前日会見を行った。

 初の軽量級大会は4チームが出場。1回戦は、CARPE DIEM対TOKORO PLUSα。TEAM HALEO対U―ZUKIDOがそれぞれ対戦。勝者チームが決勝戦で優勝を争う。会見では各チームが先鋒、次鋒、中堅、副将、大将のオーダーを以下の通り発表した。

 【CARPE DIEM】杉江“アマゾン”大輔、デヴィット・ガルモ、松本義彦、世羅智茂、岩崎正寛。

 【TOKORO PLUSα】伊藤盛一郎、今成正和、所英男、小谷直之、矢野卓見。

 【TEAM HALEO】徳留一樹、金原正徳、ホベルト・サトシ・ソウザ、小見川道大、宮田和幸。

 【U―ZUKIDO】佐藤光留、井上学、浜岸正幸、ビクター・ヘンリー、中村大介。

 「CARPE DIEM」の大将の岩崎は「大将としていい働きができたらいい」と意欲。対戦する「TOKORO PLUSα」で中堅を務める所は「相手チームは、ものすごい強い選手の集まりですけど、このチームは強い選手ばっかりなんでみんなボクに勝っている選手なんで試合するのが楽しみでしょうがないです」と闘志を燃やしていた。

 「TEAM HALEO」で中堅を務めるソウザは「明日は精いっぱい頑張りたい。我々のチームが一番強いと思う」と意気込めば、対戦する「U―ZUKIDO」の大将の中村は「我ながらいいメンバーをそろえたと思っています。それぞれが個性を発揮して大暴れして欲しいと思っています」と期待していた。

 大会をプロデュースする桜庭は今回の大会チケットが前売りで完売し当日券がなくなったことを発表し「日本人の体格にあった大会なので日本のトップクラスのグラップラーが集まった」と期待していた。

 「QUINTET」は、打撃技がないグラップリング大会。1チーム5人の団体戦の勝ち抜き方式で行われ、4月11日に両国国技館で第1回が開催された。試合は12メートル四方のレスリングマットで行われ、勝敗はサブミッション、失神、失格のみでそれ以外は引き分けとなる。

 4月の重量級は、5人の総体重が430キロ以内の規定だったが、今回の軽量級は、360キロ以内。試合時間は8分1本勝負で対戦相手の体重差が10キロ以上ある場合は4分1本勝負となる。

 また、会見では次回大会「QUINTET.2」が7月16日に大田区総合体育館で行うことを発表。出場選手は、桜庭、所英男、中村大介、石井慧が予定されている。さらに10月に米国ラスベガスで海外初進出。12月に英国ロンドンでの開催も決定した。

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