橋本千紘、4度目の仙女王座 魂のジャーマンでチサコ沈めた

スポーツ報知
最後はきれいな弧を描いてのジャーマンスープレックスを決めた橋本(左)

 みちのくプロレスの「新崎人生25周年記念大会」が24日、仙台サンプラザホールで行われた。メイン第1試合のセンダイガールズプロレスリング(仙女)ワールド王座決定戦では、元王者の橋本千紘(25)が、先輩のDASH・チサコ(29)を15分5秒、ジャーマンスープレックスホールドで下し、王座に返り咲いた。

 水車落としやトップロープからのサマーソルトドロップで攻める橋本に対し、チサコも投げっ放しジャーマンやトップロープからのボディープレスで応酬。互いに身を削る激闘を展開したが、最後は橋本が完璧なブリッジを描いてのジャーマンを決めた。

 「やってもやってもはね返されて心が折れそうになったけど、意地で…」。これで4度目の戴冠だが「仙女、女子プロレス界の絶対王者になる。今まで(里村明衣子、アジャ・コングら)レジェンドを倒してきたので、今後は若い同世代の選手と戦って時代を作りたい」と抱負を語った。(須貝 徹)

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