ラッキィ池田、59歳のプロレスデビュー!復帰2戦目の大仁田厚と対戦…12・2新木場「スターダム★アイドルズ旗揚げ戦」

スポーツ報知
プロレスデビューするラッキィ池田(右、左は末吉桃子)

 振付師でタレントのラッキィ池田(59)が22日、東京・巣鴨のプロレスショップ「闘道館」で会見し、「スターダム★アイドルズ旗揚げ戦」(12月2日・新木場1stRING)でプロレスデビューすることを発表した。

 試合は、10月28日にプロレスリングA―TEAM鶴見青果市場大会で1年ぶり7度目のプロレス復帰戦を行った元参院議員の大仁田厚(61)の復帰2戦目でラッキィは、元週刊プロレス編集長のターザン山本(72)とタッグを組み「復活!ストリートファイト有刺鉄線ボード・バンクハウスデスマッチ」に挑む。試合は大仁田軍が4人、ターザン軍が5人のハンディキャップタッグマッチで大仁田は、橋本友彦、HASEGAWA、Xの4人と組み、ターザンは、ラッキィ、X、X、Xの5人とタッグを結成する。試合まで残り10日だが、両軍合わせて、4人の出場が未定の「X」という異常事態。大仁田にターザン&ラッキィ連合軍がどう立ち向かうか。見たいような見たくないような奇想天外マッチだ。

 この日、会見したラッキィは、今回の参戦に至る経緯を明かした。大仁田とは全日本プロレスを引退後、タレントとして活動し日本テレビ系「11PM」に出演していた当時から親交があり、今回復帰2戦目へ向け「大仁田さんから連絡をもらってリングに上がってみろ。命をかけてみろ」とプロレスデビューを打診されたという。

 即答は避け、考えた末に参戦を決意し「じゃぁ、大仁田さんかターザン山本かどっちに付くんだっていうときにオレが大仁田に付くのは違うと思った。ターザン山本に付いて大仁田の兄貴と死闘を繰り広げ戦いながら何が得られるのかを体で感じたい」と邪道へ挑戦することを決意した。

 その上で「ラッキィ池田じゃ線が弱い。いろんな人格がある」と一度、会見場を去るとパンダの覆面をかぶって変身し「私の名は、プロレス大好きパンダのプパンダだ。ダパンプじゃないよ、プパンダだよぉ。強くなった感じします?あの大仁田厚を倒すべく誕生しました。大仁田厚!お前のクビをへし折ってやる!プ~」と絶叫し、試合当日は「プパンダ」のリングネームで参戦することを発表した。

 最後に「大仁田の兄貴に向けてダンスを作ってきました」と打倒!大仁田ダンスを披露。「ヨーデルヨーデル、ヨーデルヨーデル、電流出る出るデスマッチ」と冷えた空気の会見場をさらに凍り付かせるのもお構いなしに軽快なダンスを披露し邪道制圧を誓っていた。

 ラッキィ池田の挑戦を受ける大仁田は、復帰2戦目後には、12月9日(日本時間12月10日)に米国の団体CZW(コンバット・ゾーン・レスリング)のフィラデルフィア大会(2300アリーナ)で昨年8月5日(同6日)の同団体の米国初電流爆破デスマッチ以来、1年4か月ぶりとなる海外復帰戦が決定。さらに来年1月に英国ロンドン、4月に米ニューヨークの興行も決まっている。

 また、来年2月19日に両国国技館で行われる師匠・ジャイアント馬場さんの没後20年興行「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」への参戦を表明するなど相も変わらず話題を振りまいている。

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