オートレーサーの釜本憲司さん、63歳で死去 亡くなる直前10・29までレース出場

2017年11月8日20時33分  スポーツ報知
  • 釜本憲司さん

 オートレーサーの釜本憲司さんが7日14時24分、病気のため亡くなったことが分かった。63歳だった。釜本さんは1973年に11期生、川口オート所属として選手デビュー。亡くなる直前の10月29日までレースに出場し、通算808勝、優勝19回の記録を残した。タイトルは86年キューポラ杯(当時G2)だけだったが、雨天の湿走路を得意とし、「雨の天皇」と呼ばれファンに親しまれた。数年前から体調を崩し、入退院を繰り返しながらレースに出場していた。

 最後の出走となった10月27~29日の川口開催では、予選3着で準決勝戦へ。1着ゴールなら優勝戦に進出できたが、惜しくも2着に敗れた。それでも、SGレーサーの中村雅人に懸命に抵抗し、改めて存在感を示した。

 「いやあ、許してくれなかったわ。でも、中村をこれだけ苦しめたんだから許してくれよ(苦笑い)。これからも、いろいろなところで奇跡を起こして欲しい? 難しい注文を出すねえ。でも、こうして走れるうちは、何が起きるか分からない。これからも頑張ってみるよ。みんなに応援してもらって、助けてもらっているからね」とレース後に笑顔で語っていた釜本さん。スキンヘッドが似合う、オート界の奇才だった。

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