アウトバーンを優雅に走り抜けた、角南一如
スポーツ報知
◆山陽オート・第24回平成チャンピオンカップ(G1)4日目
業界有数のアウトコースランナーが雨の大外を爆走した。準決勝戦11R。角南一如が外、外を豪快になぞって誰よりも先にゴール線をまたいでみせた。「試走が出たので緊張しちゃいました(苦笑い)。スタートもうまくもぐり込むことができましたね。雨で良かったと思いますが、照った走路でも追い上げて行けていますし、状態はいいと思います。いいところにあると思っています」
地元タイトルを獲得するためには、永遠の命題である序盤の展開メイクを何とかこなしたい。「そうですね。少しでもいい位置に付けたいです。もうスタートは思い切り行くしかないです。失敗を覚悟するぐらいの気持ちで切ります」
先日、場外発売所でトークショーに参加したという。「ファンのみなさんの前で“ヒモ選手です”とあいさつしたら、その時から本当に2着、3着ばかりになってしまいました。良くない意味で有言実行になってしまいましたね(苦笑い)。久々の1着で本当にうれしいです(しみじみと)」
出走表、成績、払い戻し金などはスポーツ報知紙面にてご確認ください。