第124期ボートレーサー募集中!女子レーサー・島田なぎさが熱いエール

2017年7月30日6時0分  スポーツ報知
  • 未来のボートレーサーにエールを送った島田なぎさ
  • ボートレース戸田の水面をバックに「こんな工具を使ってエンジンを調整します」
  • 右手にハンドル、左手にアクセルを持ち、レース中の動きを再現

 日本モーターボート競走会は現在、第124期ボートレーサーを募集中だ。未来のボートレーサーに向け、女子ボートレーサーの島田なぎさ(30)=埼玉支部=が熱いエールを送った。選手になって5年目の島田がこの職業を選んだきっかけ、レースの魅力などを熱く語った。

 ―ボートレース選手になったきっかけは?

 「大学ではスキーをしていて、基礎スキーの大会とかにも出ていました。趣味でレーシングカートもやっていました。体育の先生の免許も取得したんですが、結局は先生にはならず。大学卒業後は、冬は山でインストラクター、夏はバイトっていう生活を送っていたんです。そんなときにボートレースのCMを見て。アッキーナ(南明奈)がやってたやつです。あ、レースをするのが仕事というのがいいなと思って、願書出したら、受かったんです。スポーツ推薦の第1期の募集だったようで、私もレーシングカートやっていたので、スポーツ推薦だったんです」

 ―ご家族の反応はどうでした?

 「昔から私、ジッとしてられない性格で。子どもの頃から、とにかく体を動かすのが好きだったんです。3歳のときには転んで、おでこをけがしたり(笑い)。体中すり傷だらけで、骨折もしたことあるし。だから座ってする仕事は向いてないと思っていたんです。親もそれ知ってるので、ボートレーサーになるって言ったら『向いてるんじゃない?』って言われました。今は家族を旅行に連れて行ったりしてます。親孝行もできてると思います」

 ―ボートレースのスピードにはすぐ慣れました?

 「カートは100キロくらい出ます。ボートより速いです(ボートは約90キロ)。それなのでスピードへの恐怖感はなかったです。スピードを楽しんでますね」

 ―ボートレーサー養成所での生活は?

 「最初のころ、つらかったのは、朝6時に起きることですね。『起きられない』という選択はないですからね。絶対に起きなきゃダメですから。養成所時代は泣いたこともありますよ。教えてもらったことが全然できなくて、自分に悔しくて。このままじゃ終われないって思って。でもできたときには喜びがあります」

 ―体重管理などは大変ですか?

 「私は逆に体重を増やさなきゃいけないんです。トレーニングとかすると汗もかくし。すぐ体重減っちゃうんです。だからご飯はしっかり2膳食べるとか。体重が減ると、1・5キロとか2・5キロのおもりをつけなきゃいけないんです。体につけると、ズシって感じもあるし、動きもにぶくなるし、嫌なんです。だから何とかおもりをつけないようにしたい」

 ―ボートレーサーの魅力は?

 「みんなが同じスタート。ほとんどの人がエンジンや、整備の知識を持ってない状況。そこから整備のこととか、技術的なことも学びます。頑張った分だけ、賞金をもらえたり、着順が上がったり、1着取ったりできる」

 ―ファンの存在は力になりますか?

 「普通に生活していたら、こんなに応援してもらえることってないと思うんです。全然知らない人にも声をかけてもらったりするし。すごくうれしいです」

 ―今後の目標は?

 「早くA級に上がりたい。あとは優勝したいです」

 ―最後にボートレーサーを目指す人へのメッセージをお願いします。

 「全員が同じスタートラインで始められる。誰でもやる気さえあれば、なろうと思えばなれるのがボートレーサーです。頑張った分だけ賞金になって跳ね返ってくる。強くなって、勝てるようになれば楽しいし、魅力あるスポーツだと思う。男子も女子も年齢も関係なく戦える。一緒にボートレースで戦いましょう」

 ◆島田なぎさ(しまだ・なぎさ)1987年4月26日生まれ。30歳。埼玉・上尾市出身。埼玉支部、111期。埼玉栄高から日本体育大を経てボートレーサー養成所に入所。2012年11月、戸田一般戦でデビュー。13年11月平和島一般戦で初勝利を挙げた。16年2月の下関ヴィーナスシリーズで初優出、まだ優勝はない。通算の1着回数は68回、優出は2回(7月20日現在)。2017年後期適用勝率は5・30でB1級。獲得賞金は昨年1179万6000円、今年は410万4000円(7月20日まで)。生涯獲得賞金は3681万1000円(7月20日まで)。

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