ボートレースとこなめ「G1第63回東海地区選手権競走」愛知勢 地元からは5選手がドリーム戦にシード
◆平本ターン◎
地元からは5選手がドリーム戦にシードされた。17年は12優出3優勝の池田浩二。SG・G1ロードでの優勝がなかったため、グランプリ出場を逃した。それだけに今年は、ねじりハチマキで挑んでいる。
昨年はとこなめを走った時は3節とも優勝。前回の正月戦こそ準Vだったが、とこなめで崩れるシーンは考えられない。地元の大スターとして主戦信頼だ。
良績が蒲郡に偏っている赤岩善生だが、当地でもG1Vを含む9優勝と貫禄を示している。
「とこなめだって好きだし、地元意識はあるよ。それに、整備士さんには色々と教えてもらったし、日本一だと思っている。これまでに何度も悪いエンジンを立て直すことが出来た」と感謝を忘れない。
12年4月の蒲郡周年以来、G1Vから遠ざかっているだけに、久々の美酒を味わいたい。
反撃の期待が高まるのは平本真之。これまでSG2V、G13Vの実績を残すが、この内の4つは12月下旬~3月上旬に挙げている。ターンの完成度が高く、水面が荒れても乗りこなす根性も兼備。3年ぶりの東海チャンプへ照準を合わせている。
2年前にトップゴールを果たしたのが仲口博崇。蒲郡でのG1初Vに「感無量です」と話したが、トータルの実績では、とこなめの方が残している。
優勝回数は16回、14年のSGダービーを始め、G1も2勝している。
昨年6月のG2モーターボート大賞では、準優でフライングをしてしまったが、経験値が豊富なだけにトラウマにはならないだろう。
4年前のとこなめ大会を制したのが柳沢一。その翌年は蒲郡周年を優勝、一昨年はSGメモリアルで優出(5着)、昨年は浜名湖周年Vと、毎年大舞台で結果を残している。
ドリームメンバー以外では、今年2Vの岩瀬裕亮、女子レーサーの細川裕子も参戦。ベテランの西山昇一から最若手の吉田凌太朗まで、老若男女が好ファイトを展開する。