あすからボートレース宮島【開設64周年記念G1宮島チャンピオンカップ】展望

スポーツ報知
昨年のグランプリ覇者・桐生が、SGオールスターの前哨戦ともなる今節で弾みをつける

 超ハイレベルな面々が5月の宮島に集結する。目移りしてしまうほどだが、昨年度の賞金王・桐生の名を真っ先に挙げざるをえない。3月の地元・戸田周年を準Vし、蒲郡周年Vなど充実度は高まるばかり。ボートレース界トップの華麗なスピードターンでシリーズを席巻する。

 昨年、SGウィナーの仲間入りを果たした峰はダイナミックな旋回で魅せる。2014年度の平和島グランプリ(GP)を異次元のターンで制した茅原も地力を強化し続けている。

 近畿勢も強力だ。大阪支部からは絶対王者・松井、田中、石野らがエントリー。最強軍団の矜恃(きょうじ)を水面で示す。兵庫支部のは吉川も主役級の存在だ。東海からは天才的なスタート勘を持つ菊地や、GP2Vの実力者である池田、24場制覇を果たした赤岩にも注目が集まる。関東からは2015年度のGP優勝戦でワンツーフィニッシュを飾った山崎と毒島がそろって参戦。今年絶好調の金子にも期待したい。

 迎え撃つのが地元勢。地元エースの前本、辻が知り尽くした宮島水面の利を生かしてV戦線を引っ張る存在だ。G1マスターズチャンピオン(福岡)で準優勝の市川や山下ら、ベテラン勢も迫力たっぷり。正木も熱い魂の走りを披露。若手の船岡、大上、村松もスタートが速く、一発力にも魅力がある。

 お隣の山口からは現役最強のレジェンド・今村の存在感が光る。昨年GP初出場を果たした寺田もシャープなレース運びで上位争いへ加わりそうだ。九州では原田と篠崎、四国は森高、重成が怖い存在だ。

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