あすからボートレース宮島【開設64周年記念G1宮島チャンピオンカップ】エンジン分析

スポーツ報知

 ■文句なしエース42号機

 宮島は昨年の9月16日初日の開催が初使用で、エンジン相場は固まっている。エースは文句なしに42号機だ。初使用の宮本夏樹が優出(F)して以降、ずっとパワー落ちはない。3節前に伏兵の百武翔が強力な出足を発揮して準優入り。そして同機6度目の優出となった前節、大上卓人がこのエースモーターに初めてVの勲章をもたらした。複勝率もぶっちぎりのトップで、引いた選手は実戦足のよさを発揮しそう。

 グングンと調子を上げているもう1基の横綱は51号機。2月初旬に島田賢人が優勝したあたりから本格化し、3節前の井上尚悟が三拍子そろった超抜の足で準優1号艇を獲得する活躍。そして、2節前の森永淳が優勝し、前節の角浜修も行き足から伸びが上々だった。

 複勝率2位の26号機も安定感たっぷり。これまでA1選手が4人使用して、そのすべてで優出して2V。A2、B1勢が乗った最近の3節もすべて準優入りと常に上位級に近い足をみせている。今年に入り4優出の63号機も好調。2節前の三井所尊春、前節の別府昌樹もしっかりとベスト18入り。調整さえ合えば好脚に仕上がる印象だ。

 急上昇のエンジンは3節前に椎名豊が乗って優勝した「59」。「66」は初使用から好脚をキープしている。「39」は行き足から伸びが良好のパワフル機。調整次第になるが「49」はバランス型、「34」は出足型、「52」は伸び型の良機だ。

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