尼崎【第45回ボートレースオールスター】あと3日 昨年の最優秀新人羽野がファン投票10位

スポーツ報知
昨年の最優秀新人の羽野はファン投票10位で、初のオールスターに挑む

 今年のオールスターには、初出場が5人いる。

 108期の木下翔太(大阪)は17日に、地元・住之江のルーキーシリーズ第8戦で完全優勝(10戦全勝)した。同世代では頭一つ抜けた存在だ。昨年6月の住之江61周年や12月の鳴門64周年など、この1年でG1で4回優出した。7月のSGオーシャンカップ(若松)出場も決まっており、ドリーム戦に乗れるだけのポイントを稼いだ。トップクラス相手でも互角以上に渡り合っている。尼崎では64周年、65周年と連続で予選を突破した。今大会には出場選手選考委員会による推薦で出場する。近畿の若手を代表する形で2度目のSGに挑む。

 羽野直也(福岡)はファン投票10位の票を集めた。昨年は10月の大村65周年でG1初制覇して最優秀新人に選ばれた。3月のクラシック(浜名湖)ではSGで初めて準優に進出した。2月に九州地区選手権(若松)でG1初優勝した仲谷颯仁(福岡)は、今回が尼崎初出走になる。3人とも、昨年のグランプリシリーズでSG初出場して、水神祭をあげた。さらなる活躍が期待される。

 萩原秀人(福井)と市橋卓士(徳島)の86期コンビは、デビュー19年目でのオールスター初出場だ。萩原は予備2位だったが、予備1位の選手がF休みになったことと、出場権を持っていた井口佳典(三重)が、SGクラシックで優勝したことで出場がかなった。(正永 岳宏)

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