ボートレースびわこ開設65周年記念「G1びわこ大賞」びわこキングへ前本自信

2017年7月24日7時0分  スポーツ報知
  • 直前のオーシャンカップでは活躍した前本。4度目のG1制覇が視界に入った

 成長し続ける45歳・前本のすごさを、改めて思い知らされた。峰竜太のSG初優勝で感動的に幕を閉じたまるがめSG「オーシャンカップ」だったが、間違いなく裏の主役は準優勝した前本だった。

 妥協のないコース取りと、スロー水域で絶対的な強さを誇るイメージが強い前本。2013年7月以降の1060走のうち、1~3コース進入は計787回(74・2%)。5コース進入は68回(6・4%)、6コースにいたっては22回(2・1%)というレアぶり。しかしオーシャンカップでは違った。慣れないダッシュ戦でも結果を出し、2013年の住之江SGグランプリシリーズV以来のSG優出を果たしたのだ。

 予選最終日の4日目は8R1回走り。6号艇で1着条件の勝負駆けに挑んだ。この難題を6コースから目の覚めるような差しで勝利した。「自分が一番ビックリしてる」と振り返った前本だったが「試運転とかでは感触がいい。足はバランスがとれて上位」と足の裏付けからくる自信があった。

 準優も外枠で決めた。5コースから、的確なまくり差しで2着。4コース進入となった優勝戦でもエンジンを完璧に仕上げ、圧倒的な強脚を武器に1Mでは最内を鋭く差して先マイした峰に肉薄。優勝戦後にはピットに引き揚げた前本に対して選手や関係者らから「よく(エンジンを)仕上げたなぁ!」と賞賛の声が飛び交ったほどだった。

 24場制覇を成し遂げただけあり、苦手な場が少なくどこにいっても熟練のペラ調整技術は安定している。そしていつも翌日の番組を一秒でも早く確認して作戦を練り、それに沿った調整に素早く着手するのは、どんなグレードのレースであっても変わらないルーティンだ。オーシャンカップで積極的な前付けをせず活躍したように、SGにおいても外枠からでも勝てる技量を証明した。

 びわこ水面は近況6節のうち5優出2V。直近の2節にあたる今年3月と、15年12月に行われた「G2秩父宮妃記念杯」においても、ともに優出3着と結果を出している。「びわこ大賞」でいつものパフォーマンスを発揮すれば、自ずと4回目のG1優勝も見えてくるはずだ。(三島 英子)

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