【G1福岡チャンピオンカップ】全国のトップレーサーが博多決戦に挑む

スポーツ報知
当地10回の優勝を誇る篠崎仁志も奮起だ

 全国のトップレーサーが博多決戦に挑む―。ボートレース福岡のGI「開設65周年記念競走 福岡チャンピオンカップ」は、あす2日から7日までの日程で開催される。昨年のGP(グランプリ)を制した桐生順平、SG9冠の今垣光太郎、昨年当地で行われたSG「オールスター」を制した石野貴之、当地で高い勝率を残す吉川元浩ら、強豪がそろった。迎え撃つ福岡支部からは、乗れている岡崎恭裕、篠崎仁志の2大看板に若手の羽野直也と仲谷颯仁、さらに直前の尼崎SGで優出した前田将太と地元のタイトル奪取に燃えるメンバー構成。熱い6日間のバトルになるのは間違いない。

悲願地元周年Vへ

 当地5月「どんたく特選」を制した岡崎恭裕が乗れている。当地での調整がズバリ合っているのもあるが、抽選運も強い。悲願の地元周年Vへ闘志を燃やす。

 昨年のグランプリを制した桐生順平は4月唐津GIの準優でフライングを切ったため、3か月間はGI、G2を走れない。年末に向けて賞金の上積みは絶対となるだけに気が抜けないシリーズだ。

「AS」組も参戦!

 直前のSG「オールスター」で優出した前田将太、吉川元浩、新田雄史の3人がリズムを上げて参戦。前田はGIの優勝こそないものの、誰もが認める実力者だけにそろそろの期待が高まる。また、吉川と新田は当地でSGを取っている。もちろん主役級だ。

 篠崎仁志は当地でGIを含む10回の優勝。昨年11月の周年記念も中堅機でファイナルに残った。今回も華麗なターンを見せてくれるはず。

 博多の水面と相性が抜群なのは今垣光太郎。前期はフライング2本の足かせのため、Sは控えていたが、4月GI「マスターズ」では着をまとめて準優入り。「福岡は本当に大好き」と強調しているので今回はマスターズの分も大暴れしそう。

 当地の周年記念を2回勝っている坪井康晴、昨年のオールスターを制した石野貴之は直前のSGでフライング。強気のS攻勢は行けないので、少し評価が下がるかも知れない。

 毒島誠、茅原悠紀らもハンドルさばきとスピード戦では負けていない。また、福岡支部が誇る羽野直也と仲谷颯仁の若きGIレーサーも大会を盛り上げる。

 今年のGIを制している笠原亮、林美憲、徳増秀樹らも優出圏内だ。

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