福岡【マスターズ チャンピオンシップあと4日】田頭が2年ぶりの”名人“奪回に挑む

スポーツ報知
2年前のびわこ大会で優勝している田頭。攻撃的レースは健在だ

 地元・福岡勢 今大会に地元・福岡支部から8人が出場する。支部別では最多だ。田頭実は16年の第17回(びわこ)で、2コースから1号艇の西島義則(広島)をジカにまくり、出場2年目、49歳で初優勝した。福岡では04年のダービーで2度目のSG制覇を果たした。昨年2月のG1九州地区選手権では、6号艇だった優勝戦で3コースを奪い、コンマ02のトップスタートでまくり切って、初めて九州NO1に輝いた。厳しいコース取りもさることながら、果敢に攻めていくスタイルが魅力的だ。昨年の第18回(津)にはF休みで出場できなかった。期末だとF持ちであることが多いが、今期は身軽だ。2年ぶりの奪回を目指す。

 藤丸光一は勝率がわずかに足りず(6・43)、施行者希望での出場になったが、博多では欠かせない存在だ。3回のSG優出のうち2回が福岡でのものだ。A1キープもかかっており、気迫のこもった走りが見られるだろう。

 53歳の今村暢孝は現在こそA2だが、直前の若松で今年2回目の優勝を決めて上り調子だ。3年連続出場の山一鉄也は初日に51歳の誕生日を迎える。石川真二は2月の九州地区選手権(若松)優勝戦2着で、初出場のマスターズでもコース取りから注目だ。白水勝也と岩崎正哉は出場資格が45歳に引き下げられたことでの初出場だ。岩崎は繰り上がりで得た地元戦の機会を生かしたい。そして、賞金ランク女子5位と好調な日高逸子がトップクラスの男子選手に挑む。(正永 岳宏)

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