村上義弘、残り2つのG1に全力 大阪市内でトークショー

2017年9月30日15時49分  スポーツ報知
  • 大阪市のサテライト大阪でトークショーを行った村上義弘(左から2人目)

 競輪のトップレーサーでS級S班の村上義弘(43)=京都=が9月30日、大阪市のサテライト大阪で元選手の井上薫氏(本紙評論家)、岡本新吾氏らとトークショーを行った。

 昨年末の「KEIRINグランプリ2016」で2度目のGP制覇。「ここで優勝報告会を行うつもりが、自分のケガもあってここまで遅くなりました」と、ファンとの約束を果たす形で急きょ開催されたトークショー。8月3日の練習中に落車し、左鎖骨、左肋骨を骨折。G1「オールスター競輪」(平)は欠場を余儀なくされたものの、同月末の地元「向日町記念」で復帰。先月のG2「共同通信社杯」(武雄)では決勝に進出するなど、驚異的な回復を見せている。

 村上は近況について「骨折が続いてベストな体調にならないが、気持ちはネガティブにならずにやっている」と語ると、井上氏は「普通は骨折したら3週間は動けないもんや。復帰が早すぎて驚いたで」と仰天。すると村上は「練習は落ちた当日から再開しています。骨折して救急車で病院に運ばれて、手術の日取りを決めて家内に迎えに来てもらった。その足で競輪場に行って、ウェートトレーニングをやった。自分がどこまでできるかチェックしました」と、さらなるビックリ秘話を披露した。

 過去、強じんな精神力で負傷を克服してきた近畿のエースも43歳。現在は賞金ランク15位で、次走の「寛仁親王牌」(前橋)、11月の「競輪祭」(小倉)の2つのG1でグランプリ出場へ勝負をかける。「ちょっと無理をした分、ひずみはきているかな。でもボクには時間がないので。後輩が育ってきたし、自分もこのポジションで踏ん張って切磋琢磨していきたい。(競走では)どの位置を回っても力を出し切りたいと常に考えている。大きなレースを取って、またここであいさつできるように」と締めくくると、詰めかけた多くのファンから盛大な拍手が送られた。

競輪
今日のスポーツ報知(東京版)