ガールズグランプリVの石井寛子、ホームの京王閣競輪場で優勝報告

スポーツ報知
地元京王閣でガールズグランプリの優勝報告会を行った石井寛子

 昨年末に平塚競輪場で行われた「ガールズグランプリ」を制した石井寛子(32)=東京・104期=が27日、ホームバンクの京王閣競輪場で優勝報告を行った。

 多くのファンを前にレースを振り返った石井は「一昨年の立川グランプリは、(勝つつもりで行ったのに)悔しい思いをした。それを糧に頑張れました。ゴールした瞬間は分からなかったけど、寄ってきた梶田さんが『おめでとう』って言ってくれて、初めて勝ったと思いました。実感が沸いて大声で泣いちゃいました」。

 司会者から、心の高まりやレース前の雰囲気を尋ねられると「同じ部屋の人がうるさくて、寝られませんでした(笑い)。電気をつけて本を読んでましたよ」。それが要因だったのかは分からないが、発走機についても落ち着いていられたという。携帯電話が壊れてしまっていたことで「250件くらいメールが入っていましたが、最初にメールを送ったのが誰だか分かりません。でも、ウソっぽいですよね」と言うと、ファンは爆笑。自分へのご褒美は「携帯電話を買ったことかな」

 社会貢献も心掛けている。平オールスターでの「アルテミス賞」を勝った時に続いて、被災地に多額の寄付を行った。「私、京王閣の小悪魔って呼ばれています。でも、京王閣の天使、エンゼルじゃあないですかね」には再度、場内が沸き、笑いが絶えない和やかな報告会となった。

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