【巨人】菅野が進化!4年連続2ケタ勝利へエースの「自覚」

2016年1月29日6時0分  スポーツ報知

 巨人の1軍選手による宮崎合同自主トレが28日、「KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園」でスタート。菅野智之投手(26)は、進化の一端を披露した。キャッチボールで「グイッ」と曲がるキレ味抜群のスライダーを投じ、ブルペン捕手を驚かせた。

 進化を証明する1球だった。菅野の「2016年版スライダー」は鋭かった。球場の外野で、20メートルで強めに行ったキャッチボール中に初披露。今年初めて受けたブルペン捕手が「グイッと横に曲がった。去年はもう少し流れてくる感じだった」と目を丸くした。エースが「いいですか」と聞き返すと「去年よりいい」と太鼓判を押された。自主トレの成果が表れた瞬間だった。

 今オフ、菅野は12月中旬から米ハワイに1か月、滞在。常夏の島で重点的に鍛えたのが指先の力だった。2、3キロの重いボールを持ち上げるトレーニングで強化。「腕回り、肘から下の握力、指の力を鍛えた。球のスピン、スライダーの曲がりも違ってくるんじゃないかと、自分なりに考えて重点的にやった。変化球の曲がりも違ってくると思う」と自らの伸びしろに期待していた。

 昨年は、シーズン途中から140キロ近い高速スライダーを導入。従来の130キロ前後のスライダーと2種類を投げ分け、3年連続2ケタ勝利をマークした。それでも、10勝11敗と負け越した点を反省。さらに高いレベルを追求し、握力強化に臨んだ。この日は平地での投球。「合同自主トレ中に1回はブルペンに入る。その準備です」という段階ながら、早くも「ニュー菅野」がベールを脱いだ。

 16日にハワイから帰国後も、G球場を拠点に計画的にトレーニング。キャンプで自分の課題とじっくり向き合うため、早めに万全の状態に仕上げた。今季はカットボールの割合を増やすプランも頭にある。スライダー以外の変化球も、キレが増している可能性は高い。「(キャンプでは)やりたいことをどんどんやっていく」。由伸巨人を引っ張っていく自覚は十分だ。(片岡 優帆)

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