【巨人】阿部、捕手に正式復帰!由伸監督方針固めた

2016年1月30日5時0分  スポーツ報知

 巨人・高橋由伸監督(40)が、阿部慎之助内野手(36)を正式に捕手に復帰させる方針を固めたことが29日、分かった。この日までに阿部から連絡を受け、コンディション等で問題がないことを確認し、GOサインを出した。すでに宮崎での1軍合同自主トレでキャッチャーミットを使用し、準備は着々。3月25日の開幕戦(対ヤクルト・東京D)での先発マスクを目指していく。

 日本一奪回へ、守備の要が帰ってくる。春季宮崎キャンプを目前に、阿部が捕手に専念することが正式に決まった。由伸監督がスポーツ報知の取材に応じ「慎之助から連絡を受けました。コンディションを最優先に考えていたけど、本人から『捕手でいけます』とのことなので、その方向で考えています」と明かした。

 話は昨秋へさかのぼる。10月28日の秋季練習(G球場)の初日。指揮官は真っ先に阿部を呼び寄せ、今後の起用方針などについて話し合った。その際、2年ぶりのV奪回には阿部の豊富な経験が不可欠だと判断し「捕手復帰」を打診した。持病の首痛や度重なった下半身の故障などを考慮して、結論を急がずに調整させ、その上で、慎之助からの返答を待った。

 由伸監督からの期待を受けた阿部は、1月4日からのグアム自主トレ、同21日からの宮崎自主トレで、自身の体と向き合いながら練習した。常々、慎之助は「キャッチャーをやる以上は状態が万全でないとチームにも投手陣にも迷惑がかかる」と話してきた。慎重に熟考を重ねたうえで、決断した。コンディションや、その時のチーム事情によっては、一塁を守るケースも多少は出てくるかもしれないが、阿部自身は捕手一本で戦い抜く覚悟だ。宮崎キャンプでは1軍別枠となる「スペシャル(S)班」からスタート。本隊とは別メニューの中で感覚を取り戻していく。

 準備は着々と進んでいる。この日の宮崎合同自主トレでは半年ぶりにブルペンに入り、立ち投げの山口や高木勇、宮国の投球を受けた。「ナイスボール!」「おぉ~、いいね!」と声を張り上げ、投手陣を盛り上げた。さらに、菅野や戸根、田口、今村にも歩み寄り、身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。場内が緊張感あふれる雰囲気となった。

 目指すは3月25日、対ヤクルト(18時・東京D)との開幕スタメンマスクだ。もちろん、由伸監督が全員の競争をあおっている以上、慎之助にも正捕手を確約したわけではない。小林誠や相川、実松、加藤との争いに勝つことが条件となる。阿部は2月後半のオープン戦を初実戦の場に設定。青年監督を胴上げするためだけに、じっくりとやっていく。(水井 基博)

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