【巨人】坂本、ミスター&松井氏効果弾!フォーム改造「正しかった」

2016年2月15日6時0分  スポーツ報知

 ◆紅白戦 白組2―7紅組=特別ルール=(14日・サンマリン宮崎)

 巨人・坂本勇人内野手(27)が14日、2016年の“チーム1号”を放った。紅白戦に、白組「3番・遊撃」で先発出場。3回に左越え2ランをたたき込んだ。フォーム改造に取り組む中で飛び出した一発に「やっていることは正しかった」。白組先発の菅野智之投手(26)は2回無失点、3年ぶりに解禁したワンシームで打者陣を手玉に取った。高橋由伸監督(40)は「順調にできたと思う」と、宮崎キャンプを総括した。チームは15日に沖縄に移動し、16日から2次キャンプに入る。

 両手に残る感触だけじゃない。坂本は、体全体の動きに納得していた。打球は左翼ポール際の中段へ飛び込んだ。「キレイに芯で打てたし、(バットの)ヘッドもしっかり利いていた。いい形で打てたと思います。風もありましたけど、今試していることが、実戦の結果に出てホッとしている。やっていることは正しかったんだと、自信をもって継続していきたいです」。2点を追う3回2死二塁。高木勇の初球、内角スライダーを完璧にとらえた。

 打率2割6分9厘、12本塁打、68打点に終わった昨季の反省から、打撃フォームを一新した。従来の形でもそれなりには戦えたはずだが、「全ての面でレベルアップするには?」と自問し、一大決心。バットのヘッドが投手方向へ入らないようにし、これまで高く上げていた左足も、すり足気味に変えた。最短距離で鋭くバットを出すことや、目線のブレを抑えて確実性を上げるためだ。

 今キャンプ中は、松井臨時コーチにも左足の上げ方について相談し、軸足主導の体重移動の重要性を教わった。また、長嶋終身名誉監督からは軸足のひねり方についてヒントをもらうなど、改良を加えた。「結果はどうでもいいと思っていきました。たまたまですけど、最高の結果になってよかったです」。12日の紅白戦は2打数無安打だったが、1次キャンプ最終日で飛び出した一発。喜びを隠せなかった。

 1軍の宮崎合同自主トレ最終日となった先月30日。練習を終えると、桜井、中川に声をかけて鍋を囲んだ。緊張気味のルーキーたちを和ませるように野球以外の話題を選んだが、「自分で考えてやることが大事だと思う」とアドバイスを送った。今オフのフォーム改造も含め、これまでのキャリアで貫いてきた信念。後輩に伝えるとともに、もう一度自分に言い聞かせた。

 坂本をキーマンの一人に挙げる高橋監督は「紅白戦1号が坂本で良かったね。仕上がった状態ではないと思うけど、結果が選手に一番」と安心した様子だった。16日からの沖縄キャンプでは、休養日を除き、8日間で5試合と実戦が目白押し。坂本は「いい宮崎キャンプでした。沖縄は暖かいから体がもっと動くだろうし、チーム全体を見ながらやっていきたい」。個人の課題だけでなく、主将としてチームを仕上げていく役割も担う。(尾形 圭亮)

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