【巨人】桜井、全球種解禁!猛牛打線封じ開幕ローテ決める

2016年3月4日6時0分  スポーツ報知

 巨人のドラフト1位・桜井俊貴投手(22)が4日のオリックス戦(京セラD)に先発し、オープン戦初マウンドに臨む。関西出身の桜井にとっては、凱旋登板にもなる一戦。国内のプロ球団とは初対戦だ。3日、大阪入りしたルーキーは全球種を解禁し、本番さながらのガチ投球を宣言。これまで決め球としては使っていなかったスライダー、カーブも駆使して猛牛打線を封じ、開幕ローテを手中に収める。

 自信に満ちた表情で大阪の地に乗り込んだ。桜井はG球場で約2時間、汗を流してから、新幹線で移動した。4日のオリックス戦に先発し、5イニングを投げる予定。神戸市の出身だけに、京セラDには両親や多くの友人などが観戦に訪れる。「いつも通り、冷静に投げていきたい」。新人離れした堂々とした口調で、凱旋登板への意気込みを語った。

 これまで紅白戦や練習試合では、浮き上がるような直球「サクライズ」、タイミングを外して沈むチェンジアップ「サクラチェンジ」、直球に近いスピードから落ちるスプリット「サクラスプリット」で打者を手玉に取り、首脳陣にアピールしてきた。4日はオープン戦初登板。国内球団と対戦するのも初めてだ。好投すれば開幕ローテ入りは一気に現実味を帯びる。それだけに大事なマウンドになる。「決め球は全部を試しながら、いいものを使う感じ。それがスライダーかもしれないし、カーブかもしれない」。全ての球種を操り、凡打の山を築く決意だ。

 立命大時代まで一番の決め球だったスライダー「サクライダー」は120キロほどのスピードで、右打者から逃げていくように曲がるのが特徴。直球と同じ腕の振りから大きく変化するカーブ「サクラドロップ」は直球との球速差が約40キロあり、打者のタイミングを外すのに有効だ。いずれの球種でも制球良くストライクを奪えるのが桜井の持ち味。高橋監督も「自分が投げたいように、投げてくれればいい」と期待を込めた。

 反省も生かす。初の対外試合だった23日の韓国・KIAとの練習試合(那覇)では高めに抜けたチェンジアップを痛打され、右中間二塁打を許して1点を失った。登板後はその1球の失投が頭から離れず「決め球をいかに低めに集めるか」と教訓を掲げた。

 神戸出身の桜井にとってオリックスは憧れの球団だ。小学生の頃から年に何度か、必ず試合を観戦してきた。「一番見ていた球団なので楽しみ」。京セラDでは大学2年だった14年にオープン戦、オリックス―ヤクルト戦を観戦し、バレンティン、ミレッジの本塁打に目を丸くした。あれから2年。巨人の一員として、先発マウンドに立つ。「なんか変な感じですね」。多彩な球種で猛牛打線を黙らせ、開幕ローテを奪い取る。(安藤 宏太)

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