【巨人】高木京、15分間の謝罪会見全文「これ以上ウソをつき通すのは限界」

2016年3月9日18時17分  スポーツ報知

 野球賭博に関わっていることが8日、明らかになり、同日付で謹慎処分となった高木京介投手(26)が9日、東京・大手町の読売新聞東京本社で謝罪の記者会見に臨んだ。スーツ姿で一人で会見に臨んだ高木京は、涙を浮かべながら、立ったまま自らの口で謝罪した。

 × × ×

 この度は誠に申し訳ありませんでした。

 この度、野球賭博に関与してしまい、巨人軍の関係者の皆さん、選手の皆さん、そして小学校から野球をやってきて、携わっていただいた方を裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

 なぜ2015年10月に発覚したのに、この時期の報告になってしまったかというと、まず最初に2015年10月に福田さんの賭博が発覚したことで僕はすごくビクビクしていました。そこに笠原さんの野球賭博をしていた相手の人が家の方に訪ねてきて、ちょっと話をしないか、ということでした。そして車の中で「君は大丈夫だから」と言われ、そこで安心してしまいました。その後も野球賭博をして3人が事情聴取を受けている間、笠原さんの賭博の相手の人から頻繁に連絡がきて、僕を安心させるようなことを言ってきました。それで僕はその人がいい人だ、と思い込んでしまいました。

 その後、僕はそれでも野球賭博をやっていたことで不安な気持ちや、どうしようという気持ちがずっとあったのですが、笠原さんの相手の人から「不安なら一度話をしよう」と言われ、新宿のとあるお店で、笠原さんの相手の人とその人の親しい友人と名乗る方と僕で話し合いになりました。

 その時に笠原さんの賭博をしていた相手の人が、友人のことを「この人はNPBの偉い人にも警察の偉い人にも通じているから、何か君が持っている情報はないか」と言われました。僕は何も持っていなかったので、正直に「何もありません」と話をしました。そこで、笠原さんの賭博をしていた相手の人が笠原さんのラインのテレビ電話をして、そこで初めて「君が笠原さんに名前を借りていたことにしよう」と、3人での口裏合わせがありました。そこでも僕は安心してしまい、これで大丈夫だ、と思ってしまいました。

 ですがその後、春のキャンプでNPBの講習がありまして、野球賭博の常習者と付き合うということは、それも野球協約に違反しているという話を聞いて、笠原さんの相手と関係を断ち切ろうと思い、キャンプ中に笠原さんに、相手の人にこれ以上連絡して欲しくないということを、笠原さんにお願いしました。それでも相手の人から電話が来たりして僕は改めて、相手の人がすごい怖い人だということを実感しました。

 それで週刊誌の方に僕の名前が挙がっていると言われて球団の調査が入りました。そこで僕は笠原さんと笠原さんの相手との3人の口裏合わせを、名義貸しと言うことでウソの供述をしてしまいました。

 ですが、その後も球団の調査などがありまして、僕は精神的にも参っていて、これ以上、ウソを突き通すのは限界があると思いましたし、奥さん(自分の妻)と両親に相談しました。そうしたら、もう本当の真実を言うことを決心しました。ですが、その後も相手の人は「真実は言わなくていい、ウソをつき通せばいい」と言ってきました。ですが僕は、もう球団に迷惑をかける訳にはいかないと思い、本当の真実を話しました。野球賭博をやってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

 × × ×

 その後、質疑応答が行われた。

 ―会見は自分の希望で?

 そうです。

 ―おわびしたい気持ちから?

 はい。

 ―相手の人に対して思うことは?

 最初はすごいいい人だと思ったのですが、今はすごく怖いというか、恐ろしい人だとは思います。

 ―今後、野球にはどのように関わっていきたい?

 今後のことはまだ分からないですが、まずは自分が野球賭博をやってしまったということを深く反省してそれをしっかり受け止めて前に進んでいきたいと思います。本当に済みませんでした。

 約15分間の会見が終わり、本人が退席した後、球団が報道陣に補足の説明を行った。それによると、高木京が「笠原さんの賭博の相手の方」と話したのは飲食店経営で野球界とは関係のないB氏のこと。昨日(8日)夜に球団が緊急会見を開いて高木京の野球賭博関与を公表した後、笠原氏とB氏から高木京本人、高木京の家族の携帯電話に複数回、着信があった。高木京は怖くて電話に出られなかったが、そういった背景もあり恐怖心を抱いているという。

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