【巨人】DeNA・山口に3年6億円超、SB・森福は複数年…交渉解禁11日にダブルアタック

2016年11月9日5時0分  スポーツ報知
  • DeNA・山口(左)とソフトバンク・森福

 巨人が、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明したDeNA・山口俊投手(29)、ソフトバンク・森福允彦投手(30)に対し、交渉が解禁する11日にも“W交渉”に臨むことが8日、分かった。この日、山口俊がFA宣言する意思を表明。巨人側は2人の獲得に乗り出す方針を固めたようだ。山口俊には出来高なども含め、3年総額6億円超を提示するもよう。森福にも複数年契約を用意する見込み。FA市場に本格参戦し、日本一奪回へ戦力を整える。

 動向を注視していた山口俊が、FA権の行使を表明した。これを受け、巨人の動きも一気に慌ただしくなった。来季の先発ローテーション候補として水面下で本格調査を続け、この日、獲得へと乗り出す方針に固まったもようだ。

 関係者の話を総合すると、FA宣言した選手が公示される10日の午後3時以降に、山口俊側へ連絡。交渉が解禁される11日にも“即交渉”を仕掛ける。条件面でも最大限の誠意を見せる方針で、契約金やインセンティブも含めた3年総額6億円超を提示する見込みだ。背番号も、右腕の意向に沿うよう配慮する考えで、全力でラブコールする。

 さらに同日にソフトバンク・森福とも交渉の席につけるよう調整する意向だという。この日まで、山口俊と合わせて調査を進めてきた。森福もFA権の行使を表明しており、巨人側は11日を待っている状態にあった。両投手に差をつけないよう気を配った結果、“解禁即Wアタック”という異例のプランが浮上。森福に対しても、複数年契約を用意しているもようだ。

 06年以降に獲得したFA選手を見ても、交渉解禁日に膝をつき合わせて交渉に臨んだ例は、14年オフの相川(ヤクルト)だけだ。11年オフの村田(横浜)、杉内(ソフトバンク)、13年の大竹寛(広島)、片岡(西武)も即交渉には至っていない。相手の都合もあってのことだが、それだけ、山口俊と森福を獲得したい思いが強いことを示している。

 投手力の強化は、由伸監督が求める補強ポイントだ。10月のドラフトでは支配下で指名した7選手のうち6人が投手だった。今月2日には複数の交換トレードで日本ハムから吉川光を獲得。12年にMVPを受賞するなど即戦力としての期待がかかっている。さらに、FA市場にも本格参戦。今季11勝の山口俊に、変則左腕の「左キラー」森福獲りと、補強に抜かりはない。

 ともに、両球団からは宣言残留を認められており、争奪戦が展開される。巨人側は最大限の誠意をもって交渉に臨み、一気にハートをわしづかみする決意だ。

 ◆山口 俊(やまぐち・しゅん)1987年7月11日、大分県生まれ。29歳。柳ケ浦高から2005年高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)入団。06年には高卒新人として中日・近藤真一以来、19年ぶりに巨人戦でプロ初登板初先発初勝利をマーク。1軍通算成績は367試合で39勝44敗111セーブ。防御率3.29。187センチ、97キロ。右投右打。年俸8000万円。

 ◆森福 允彦(もりふく・まさひこ)1986年7月29日、愛知県生まれ。30歳。豊川高からシダックスを経て2006年の大学・社会人ドラフト4巡目でソフトバンクに入団。11年から4年連続で50試合以上に登板。13年の第3回WBCで日本代表。通算成績は384試合で16勝14敗18セーブ、防御率2.45。172センチ、66キロ。左投左打。年俸1億2000万円。

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