【巨人】由伸監督明かした「1、2番候補」はドラ1・吉川尚!坂本の理想は「3番」

2016年12月1日5時20分  スポーツ報知
  • ラジオ番組収録での対談後、徳光さん(右)と笑顔でポーズをとる高橋監督
  • 巨人のドラフト1位・吉川尚

 巨人の高橋由伸監督(41)が30日、来季の新打線構想を明かし、ドラフト1位の吉川尚輝内野手(21)=中京学院大=を1、2番候補として期待した。都内で「ラジオ日本 新春スポーツスペシャル 徳さん×由伸監督 ドリームトーク2017」(17年元日、午前10時から放送予定)の収録に臨み、立岡、重信とともにルーキーを1、2番の有力候補に挙げた。「理想は3番」と明言した坂本を中心に1~3番を俊足プレーヤーで構成し、得点力アップを図る考えだ。

 由伸監督の脳裏には、来季の展望が具体的に描かれていた。巨人を愛する徳光さんの率直な疑問に、指揮官は即答を続けた。今季、首位打者に輝いた坂本の来季起用法を問われると、「誰がレギュラーになるかにもよりますけど」と前置きした上で、「理想は3番です」と迷いなく言った。

 続けて明かされた構想に、“3番理想論”を裏付ける理由があった。1、2番候補を聞かれた由伸監督は「セカンド、センターと2番は埋まらなかった部分。足の使える選手が誰か入ってきてくれれば」と言い、こう続けた。「立岡だったり足も使えて、同じタイプの重信、ここら辺が入ってくれればと思う。あとは吉川ですね。坂本も足がありますし、足の使える1~3番になればと思います」と明かした。坂本に次ぐ20代の台頭を臨む指揮官が、1、2番候補として名前を挙げたのは3人だった。

 今季は二塁で9人、中堅で6人が先発出場。2番には35試合の橋本到を始め実に11人が入った。1、2番は計26通りと固定できなかった。トップバッターの候補は実績十分の長野もいるが、1、2番にフレッシュな俊足選手が入れば、背番号7を5番以降で起用し、打線に厚みをもたらすことも可能になる。吉川尚については「セカンドをやらせます」と明言。「1、2番」と「二塁」という懸案を2つ同時に解消しうる存在として、期待を込めた。

 昨季打率3割4厘をマークした立岡、秋季キャンプで打力を増した重信も1、2番候補。ともにチーム屈指のスピードを誇り、両者とも中堅だけでなく秋から二塁にも挑戦している。DeNAとのクライマックスシリーズ第1ステージでは「1番・坂本」が機能したが、俊足の若手が1、2番でチャンスを作り、理想は坂本以降のクリーンアップが打点を挙げる形。「若い選手がどういった形で出てきてくれるか楽しみ」と話し、今季リーグ4位だったチーム得点519の上積みに期待を寄せた。

 1、2番を吉川尚ら快足フレッシュマンが射止めれば、4番以降には今季52試合で4番を張った阿部、3割&25発とV字回復を遂げた村田、長野らが控える分厚いオーダー編成が可能。来季残留のギャレットやクルーズら助っ人も黙っていない。徳光さんからファンへメッセージを求められた由伸監督は「とにかく勝つことに最善を尽くします」と約束し、こう加えた。「新しい力は必要ですし、育てていかないといけないことは十分、分かっています。全てを達成できるよう頑張っていきたいと思います」。指揮官もファンも渇望する若い力。オープン戦で結果を残すのが絶対条件だが、新しい巨人の体現者が、ドラ1ルーキーになる可能性は十分ありそうだ。(宮脇 央介)

 ◆吉川 尚輝(よしかわ・なおき)1995年2月8日、岐阜・羽島市生まれ。21歳。小1時で野球を始め、中学は羽島フジボーイズに所属。中京高では1年夏からレギュラーだが、甲子園出場はなし。中京学院大に進学後、東海地区大学リーグで一昨年春と今春、2度の首位打者に輝く。6月の全日本大学野球選手権では優勝に貢献。7月には日米大学野球選手権の代表に選出。177センチ、79キロ。右投左打。家族は両親と兄2人。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ニュース 順位表スコア速報
矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook
今日のスポーツ報知(東京版)