【WBC】坂本3安打!打率チームトップ4割5分「つなごうという気持ちが結果に出た」

2017年3月16日6時0分  スポーツ報知
  • 準決勝進出を果たし、ガッツポーズで侍ジャパン・ナインを迎える(奥右から)坂本、松田、菊池ら(カメラ・泉 貫太)

 ◆WBC ▽2次ラウンド・プールE 日本8―3イスラエル(15日、東京ドーム)

 余計な欲がないから、スムーズにバットを出せた。7回無死、坂本は右腕ゴールドバーグの高めの148キロ直球をたたき、ライナーで右前に運んだ。この日3本目の単打で猛打賞。「状況を見ながら積極的にいきました。大振りせず、つなごうという気持ちが結果に出たと思います」。今大会20打数9安打、チームトップの打率4割5分をマークし、6連勝での米国行きに大きく貢献した。

 大会直前までどん底だった。強化試合では不振に苦しみ、2月28日の台湾プロ選抜戦(ヤフオクD)では5打数無安打。チームも敗れ「自分のせいで負けたようなもの。今日が本大会だったらヤバかった。全然ダメ」と危機感を抱いた。復調のきっかけをつかむため、昨季のセ・リーグ首位打者が、なりふり構わずチームメートに助言を求めた。

 「筒香が『もうちょっとこういう感じにした方がいいんじゃないですかね』という話をしてくれた。同じセ・リーグで1年間戦ってきているので、自分のいいときも悪いときも知っていると思う。ありがたかった」

 筒香と坂本は、ともに松井秀喜氏から軸回転打法を伝授されて打撃が開眼した共通点がある。日本の不動の4番との打撃談議で、それまで上体が投手方向に突っ込んでいた点を修正。本来の軸回転打法を思い出し「球の見え方が全然変わった」と手応えを得たのは開幕4日前のことだった。

 チームは6試合で10本塁打が出たが、坂本は一発なし。「周りに長打を打つ打者はたくさんいる。自分はセンター中心にコンパクトに振っていけばいいという気持ちで、打席に立てています」と6番で勝負強さを発揮し、筒香を支えている。

 試合後は「アメリカ、アメリカ」と大きな声を出しながら、ナインとハイタッチした。「アメリカに行って、もう一回気持ちを入れ直して、全員で力を合わせて戦っていきたい」。海を渡っても、やることは変わらない。(片岡 優帆)

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