【巨人】中井、昇格2日で9打席8出塁!由伸監督「どうしちゃったのかな」

2017年3月21日6時0分  スポーツ報知
  • 回2死、中井は左前にこの試合3本目となる安打を放つ(カメラ・中島 傑)

 ◆オープン戦 ヤクルト4―2巨人(20日・神宮)

 巨人・中井が、ヤクルトとのオープン戦(神宮)で3打数3安打猛打賞。四球も選び、全打席出塁とアピールに成功した。19日の西武戦でも2安打2四球。連日の活躍で打率8割3分3厘、出塁率は驚異の8割8分9厘に浮上した。現状、「二塁」と「左翼」のレギュラーは競争が続いていおり、3日前まで2軍にいた男がダークホースに名乗りを挙げた。

 前日の勢いそのまま、中井が乱れ打ちを披露した。まずは2回2死一塁、ブキャナンの外角のカットボールを中前にはじき返すと、5回先頭ではインハイの直球に腕をうまくたたんで、中前打。イメージ通りの打球に「(センター返しの)気持ちは打撃練習から持っている。今日はそれが出せてよかった」。6回2死では左前打を放ち、一気に“猛打賞”だ。

 1軍に昇格した19日の西武戦(メットライフ)で2安打し、この日の3安打と合わせ計6打数5安打の打率8割3分3厘と当たりに当たっている。9回の最終打席では際どい真ん中低め直球を見極め、四球を選んだ。2日間で9打席8出塁。出塁率は驚異の8割8分9厘まで上昇した。

 中井の入団1年目、08年オフから合同自主トレで面倒を見てきた由伸監督も、まな弟子の打棒に「どうしちゃったのかな」とビックリ顔。「ずっと続けてくれると楽しみ」と期待を寄せた。「二塁」と「左翼」は争いが続くが、誰も決め手を欠き、内外野を守れる中井にはプラス。一気に定位置まで食い込む可能性も出てきた。

 ファームでの努力が実を結びつつある。「しっかり振るという点ではやってきた。今は自分の振りたい形で振れている」。宮崎キャンプでは素振りの時間が20分間メニューに組まれ、想定したコースを口にしながら振りまくった。「年上の人でキャリアのある人たちが手を抜かない」と、脇谷、亀井の練習姿勢を見て「自分もやらないと」と触発された。鍛錬の成果もあって「力みなく振れて、ボールもしっかり見れている」と手応えを感じている。

 得点力不足は毎年の課題だ。現在、チーム打率2割2厘4毛は12球団中11位。2軍からはい上がってきた“カンフル剤”が下克上でレギュラー奪取を狙う。(長井 毅)

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