【巨人】マギー、新5番本領の初V打 生かした楽天時代の経験

2017年4月3日6時0分  スポーツ報知
  • 巨人移籍後、初勝利打点を挙げたマギーは、帽子を取ってファンにあいさつ(カメラ・橋口 真)

 ◆巨人6―3中日(2日・東京ドーム)

 開幕3連勝に、3人の新戦力が貢献した。同点の6回にマギーが決勝打を放てば、直後の7回無死一塁で移籍初登板の森福が1イニングをピシャリ。9回は、カミネロが走者を出しながらもゼロで抑えて来日初セーブを挙げ、それぞれが持ち場で仕事を果たした。

 万雷の拍手が東京Dに鳴り響く。「マギー」コールに導かれ、殊勲打の助っ人が、お立ち台に上がった。「何とかチームの助けになりたいと思っていた。開幕して落ち着かなかったですけど、この1本が出て落ち着くことができた」。大歓声が心地よい。移籍後初の決勝打に、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 2―2で迎えた6回無死二、三塁のチャンス。気持ちを切り替えて仕事を果たした。「前の打席まで力んでしまっていたので『ゆったり』と自分に言い聞かせて打席に入った」。カウント1―1からの3球目、130キロの真ん中低めに入ってきたスライダーを振り抜いた。打球は猛烈な勢いで遊撃の左側を抜けた。この日2打点目の決勝タイムリー。一塁上では右人さし指を突き上げ、喜んだ。

 オープン戦は規定打席に到達した38人中、37番目の打率1割4分8厘と低迷。結果を求めようとし過ぎるあまり、上体が突っ込んでしまい、ボール球に手を出すクセが原因だった。キャンプ中から江藤コーチに意見を求め、「自分の打つべき球を打つことと、間の取り方」を念頭に置いて練習に励んだ。「練習は調子がいいから大丈夫。自分自身に期待しているし、人がどう思うとかは気にしない」と己を信じ結果を出した。

 巨人移籍に伴い、過去の苦い経験を生かした。楽天に在籍していた4年前。生活環境の変化やストレスなどで、開幕までに体重がベストの99キロから6~7キロほど落ちた。飛ぶはずの打球がフェンス手前で失速した。パワー不足を補うために無理やり体重を戻そうとしたが、復調するまで時間を要した。今回はその反省を踏まえ、わざと体重を増やして来日した。キャンプ序盤は体重が約105キロだったが、ベストの99キロに合わせてシーズンに入った。

 開幕戦では左中間へ強烈なライナーでの適時二塁打。この日の一打でもパンチ力が健在であることを証明し「結果を出すのはファンのためはもちろん、監督、コーチ、チームメートに信頼感を持ってもらいたいというのがある」と胸を張った。背番号33への期待感は膨らむばかりだ。(長井 毅)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ニュース 順位表スコア速報
矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook
今日のスポーツ報知(東京版)