【巨人】自滅!阿部の野選からまさかの6失点

2017年4月12日6時0分  スポーツ報知
  • 6回1死一、三塁、安部の一塁ゴロを捕球し二塁に投げようとする阿部を見て三塁走者・鈴木が生還する(捕手・小林=カメラ・関口 俊明)

 ◆巨人6―9広島(11日・東京ドーム)

 巨人が1位・広島との首位攻防第1ラウンドに敗れ、今季初の連敗。ゲーム差は2に広がった。中井の2ランなどで5回までに3点のリードを奪ったが、菅野が6回途中5失点で降板。一塁・阿部の野選などが絡み、6回に一挙6点を奪われた。その裏に追いついたものの、7回に4番手・森福が小窪に適時打、菊池に1号2ランを浴びた。12日は内海が先発。8連勝のカープを止めてくれ! 悲鳴も起きなかった。マウンド上の森福が、巨人ベンチが、スタンドを埋めるG党が、ぼう然と打球の行方を追うしかなかった。同点の7回。小窪に勝ち越しタイムリーを許すと、2死二塁から菊池に低めスライダーを痛打された。この日5安打目となる菊池の一打は、左翼席へと吸い込まれた。

 7連勝で首位に立つ王者・広島との今季初戦。エース・菅野の力投に応えるように、打線は3回に相手失策に乗じて1点を先行すると、5回には中井の2ランで突き放した。しかし、昨季89勝中45度の逆転勝ちでセ界を制した広島に、再び“神られた”。高橋監督が「調子がいいようだから、何とか押されないようにしないといけない」と警戒していたように、ワンプレーで一気に流れが変わった。引き金となったのは、守備の乱れだった。

 6回1死一、三塁。一塁へのゴロを捕球した阿部が、三本間でストップした三塁走者・鈴木に一瞬、気を取られた。すぐに二塁送球の動作に切り替えようとするも、その隙に鈴木に本塁を狙われ、本塁送球が間に合わずオールセーフ(記録は野選)。3点リードという状況を考えれば、三走の生還を無視してでも二塁封殺を狙っていい場面。百戦錬磨の大黒柱としては、痛恨の判断ミスだった。さらに2死二、三塁から代打・小窪に右越え三塁打を打たれて同点。菅野に代わってマウンドに立った2番手の谷岡も打ち込まれ、この回一挙6失点で試合をひっくり返された。

 打線も意地は見せた。直後の6回の攻撃では、2番手・ヘーゲンズを猛攻。先頭・坂本の左前打に阿部が四球で続き、マギーの左越え二塁打でまず1点。2併殺の長野に代わって打席に立った亀井、さらに重信の連続タイムリーで6―6に追いついた。だが、7回から登板した森福が踏ん張れなかった。3失点で突き放されると、7回2死満塁のチャンスでは重信が空振り三振。押し返す余力は残っていなかった。

 8回は3者凡退に終わり、上位に回った9回も沈黙してジ・エンド。広島は5投手の継投で逃げ切り、8連勝。巨人は返り討ちに遭い、2連敗で広島との差は2ゲームに広がった。

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