【巨人】陽岱鋼が活躍すれば視聴率4倍…衰え知らない地元・台湾のフィーバーぶり

2017年6月20日14時0分  スポーツ報知
  • 13日のソフトバンク戦で通算1000試合出場を達成した陽岱鋼
  • 台湾メディアの熱心な取材に応じる高橋監督

 13日のソフトバンク戦(東京D)は「陽岱鋼デー」と銘打たれ、圧倒的な人気を誇るスーパースターをひと目見ようと台湾からも多くのファンが来日した。特別番組を制作するため現地メディアの取材班も東京Dに足を運ぶ姿があった。野球熱の高い台湾住民の陽に対するフィーバーぶりに迫った。(取材・構成=長井 毅)

 13日のソフトバンク戦は「陽岱鋼デー」と銘打たれた。この一戦で背番号2は通算1000試合出場を達成し、プレーでも3打数1安打1得点。走塁面でも相手の隙を突くプレーでチームの勝利に貢献した。この日の試合は台湾のケーブルテレビ局でも放送された。

 視聴率は陽の1軍不在時と比べて平均で約4倍も上昇したという。台湾はケーブルテレビが100局以上と広く普及しており、台湾全土での視聴が可能だ。「陽岱鋼デー」の特別番組の制作のため来日した台湾のスポーツ番組を配信するケーブルテレビ局「ELTA TV」のクルーが取材のため、東京Dを訪問。同局の陳筱エン・エグゼクティブプロデューサー(EP)に陽の人気の理由について聞いた。

 陳EP「台湾は野球に対する関心が高い地域です。元々、兄の耀勲(台湾・ラミゴ)が台湾でプレーしていて、兄弟2人とも有名でした。弟の岱鋼選手はルックスもよかったし、家族と女性のファンも多いんですよ」

 日本ハムに在籍していた当時は女性誌にも登場したことがあったという。

 陳EP「今は本人の希望で出ないみたいですが、ルックスもいいし、背も高くて、筋肉質でスタイルもいい。奥さんや子供を大切にしているところにクリーンなイメージを持っている人が多いですね。そこが人気が出る理由だと思います」

 今回の取材でリポーターとして同行した、宮崎出身で現在は台湾で俳優・タレントとして活躍する大谷主水さん(36)にも日本人の視点から見た現地報道の熱狂ぶりについて聞いた。

 大谷さん「岱鋼選手が活躍するとテレビの視聴率も上がりますね。台湾の希望の星なので。(2月の宮崎キャンプで)けがをした時も一大ニュースになりましたよ。新聞も各紙トップ扱いでした。日本人の皆さんに分かりやすく説明すると、日本ハムの大谷選手がけがをした時に日本のメディアやファンの人だけじゃなくて、一般の人たちも『ああ、やっちゃった』ってなりますよね。それくらいの影響力があると思います」

 “陽効果”もあってか、台湾では巨人グッズも人気が上昇中だという。

 陳EP「日本に来た時に購入したり、インターネットで買ったりしている人は多いですね。東京ドームでも大勢のファンの方がグッズを買っているのを見かけましたよ。日本で買ったものを持ち帰ってまた応援に使っているのでしょう」

 さらに、14日は「王貞治本塁打世界記録樹立40周年企画」と銘打たれ、元巨人・王貞治さんがグラウンドに登場する台湾のファンにとってもうれしいサプライズがあった。台湾で巨人と言えば、王さんはスーパースター。陽の“現在地”についても聞いた。

 大谷さん「台湾のスポーツ選手では、米大リーグで活躍した王建民投手に次ぐ人気。巨人で長く活躍すればするほど、王さんに近づけると思います。希望の星ですからね。巨人という大きいチームに来たことは台湾全体が喜んでいます。巨人に入ったことで、スターへの階段をさらに上がっていってるというのは、住民の関心具合からも伝わってきますね」

 「陽岱鋼デー」を特集した模様は1時間半のスペシャル番組として6月末に放送予定。「今はインターネットでチケットも買えますし、台湾の人たちに巨人軍をより近くに感じてもらいたい」(大谷さん)との意味合いも込められているという。陽自身も「台湾で僕の活躍を伝えてくれるのはすごくありがたいです。これからももっと良いニュースを届けられるように頑張ります」と約束した。異国の地で戦う背番号2には台湾からの大きな支えがある。

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