【巨人】カミネロ、フル回転でナンバーワン魔神!スプリット解禁で奪三振率↑

2017年7月15日6時0分  スポーツ報知
  • 前半戦で18セーブを挙げたカミネロ

 巨人のアルキメデス・カミネロ投手(30)が14日、「神魔球」を駆使して後半戦フル回転すると誓った。開幕からほとんど投げなかったスプリットを前半戦ラスト5登板で“解禁”。奪三振率が急上昇して安定感が増した。現在リーグ3位の18セーブ。86年サンチェ、96年マリオが持つ、巨人の来日1年目外国人のセーブ記録(19セーブ)更新は確実で、さらに上を目指していく。

 今季は序盤から最速161キロの直球、スライダー、カットボールを軸とし、スプリットは7月上旬まで全投球の3%しかなかった。「ほとんど使ってこなかった。なかなか投げる状況にならなかったんだ」。メジャーで57登板した昨季、22打数1安打、被打率4分5厘と強打者を手玉に取った魔球。来日後は思うように制球できなかったこともあり“封印”してきた。

 それでも、真面目な優良助っ人はマシソンの助言も受けながら、ひそかに練習を継続。7月5日の広島戦(マツダ)で約1か月半ぶりに解禁した。1回3奪三振で「効果的にうまく使えるようになった」と自信を深めた。この試合を含む前半戦ラスト5登板、全投球の21%がスプリットと激増。その間は計5イニング無失点で8三振を奪った。それまで計30イニングで27個だった奪三振が急増した。

 剛速球に加え、140キロ台後半で鋭く落ちるスプリットは相手にとって脅威。「体調はずっと良い。これからもチームのために頑張るだけだよ」。進化した「第2形態」カミネロがどこまでセーブを積み上げるか注目だ。(片岡 優帆)

 ◇サンチェ 86年巨人に入団。メジャー通算27セーブで、迫力満点の風貌から「カリブの怪人」と呼ばれた剛腕は、37登板で4勝1敗19セーブ、防御率2・32。来日2年目の87年は水虫に苦しむなど39登板も9セーブ止まり。鹿取に抑えの座を明け渡して同年限りで退団した。

 ◇マリオ 96年は米マイナーで開幕を迎えたが、巨人がシーズン途中に獲得。5月に来日初登板から39登板で19セーブ。190センチの長身から投げ下ろすフォークが武器だったが、それを生かすための直球が球威不足。防御率3・33と安定感を欠き1シーズンで退団した。

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