【球宴】菅野、柳田との直球勝負「お客さんも喜んでくれて良かった」

2017年7月16日6時0分  スポーツ報知
  • ストレート勝負で2回を無失点に抑える好投を見せた菅野
  • 1回無死一塁、菅野(左)のストレートで柳田が豪快な空振り三振に倒れる(捕手・小林=カメラ・堺 恒志)

 ◆マイナビオールスターゲーム2017 第2戦 全パ3―1全セ(15日・ZOZOマリン)

 夢の球宴ならではのやり取りだった。2回表の全セの攻撃中、巨人・菅野が三塁ベンチ前でキャッチボールをしていると、マウンドの則本と目が合い、直球のサインを送った。ZOZOマリンの広いファウルグラウンドを挟み真っ向勝負指令。仲の良い1学年下の後輩は直後、ゲレーロに自己最速158キロを計測した。再び目を合わせ、笑顔になった。

 「チラチラこっちを見るので『真っすぐ投げろ』とやりました。最も意識するライバル。同じマウンドに上がれて楽しかったです」

 自身4度目の球宴先発。中3日で則本に負けない力勝負を演じた。初回無死一塁、打席には現在パ・リーグ3冠王の2番・柳田。球宴出場が決まった際、対戦したい打者として名前を挙げ、オール直球を予告していた。有言実行で全4球150キロ以上、最後は高めの153キロで空振り三振。ヘルメットが飛ぶほどの豪快なフルスイングだった。

 「予告ストレートと言ってしまったので。柳田さんも応えてくれた。お客さんも喜んでくれているように感じたので良かったです」

 2死一、三塁では、レアードをこの日最速タイの154キロで空振り三振に仕留めた。2回を2安打3奪三振。カーブ、スライダーも使ったが、全34球中27球が150キロ以上の速い球。「持てる力を出せたと思います」と圧倒した。

 菅野にとって、則本は特別な存在だ。13年ハワイ優勝旅行中の企画で対談し、意気投合。WBC中はいつも一緒に食事に出かけた。ともに貪欲に上を目指す向上心の持ち主で、普段からこまめに連絡を取って刺激し合う。「互いに意識しているし、彼のことを尊敬している。彼も僕のことを尊敬してくれていると思う」。先発として公式戦の投げ合いは一度もない。大舞台での実現は格別だった。

 ナゴヤDでの第1戦を戦った前日14日、東海大相模高、東海大の同級生、広島・田中と食事した。普段は敵だが、この日は遊撃手として同じ守備の時間を共有。「僕の後ろを守るのを楽しみにしてくれていた。彼を背に投げるのは久しぶり。100点満点。楽しめました」と笑顔が絶えなかった。

 前半戦はリーグトップの9勝(4敗)、防御率2・20とフル回転した。「残り60試合(以上)ありますがフル回転で諦めず戦います」。夢舞台を満喫し、後半戦の巻き返しへ決意を新たにした。(片岡 優帆)

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