【巨人】由伸監督、後半戦はWスタメン…自軍の先発で使い分ける

2017年7月17日5時30分  スポーツ報知
  • 二刀流オーダーで後半戦の逆襲をもくろむ高橋監督
  • 由伸監督が明かしたWオーダー

 巨人・高橋由伸監督(42)が16日、「逆襲タクト」を披露した。菅野、マイコラス、田口を中心とした守り勝つ野球を基本としながらも、打撃戦が予想される試合ではマギーを「2番・二塁」に入れる超攻撃型オーダーで臨む。2つのオーダーで上位との差を縮めて、9月には先発陣の中4日起用も辞さない構えだ。後半戦は17日にスタート。チームはこの日、中日との3連戦に向けて名古屋入りした。

 勝ち続けなくては道はない。首位・広島に14・5ゲーム差。誰がどう見ても絶望的な数字だ。後半戦はどう戦うか。そんなテーマの問いに、由伸監督は「自分たちが成績を上げていかないと話にならない」と足元を見つめた。「そうじゃないと、上位との直接対決もくそもない。今、1位と2位の話をしているわけじゃないんだから」と冷静に分析していた。

 この日は休養に充て、巻き返しプランを練った。基本的な戦い方は、開幕前から変えるつもりはない。菅野、マイコラス、田口の3本柱を中心とした守り勝つ野球だ。「あの3人だって絶対に勝つわけじゃないけど、計算はできる投手だから」と頼りにしつつ「3人以外がどれくらいやれるか、というのはある」とポイントを挙げた。

 導き出した答えが、2種類のオーダーだ。3本柱の時は接戦が多くなる。ミスをした方が負けにつながりやすく、守備にも一定の比重を置いてバランスを取る必要がある。だが、指揮官の言う「3人以外」では、いかに打ち勝つかが勝負の分かれ目になる。それこそ、マギーの「2番・二塁」だろう。

 12日のヤクルト戦(東京D)で初披露した。先発に宮国を立て、多少の失点は覚悟した。1番から長野、マギー、坂本勇、阿部と並んだ打線で12安打8点を奪って快勝した。指揮官は、マギーの二塁について「毎試合やったら持たない」と全試合での二塁起用を否定しつつ「状況を見ながら。相手との兼ね合いもある。いろいろなものを踏まえながらだね」と構想の一部を明かした。

 17日からは中日と3連戦(ナゴヤD)。初戦先発にマイコラスを指名した。「バランス型」が予想されるが「超攻撃型」も含め、正式には当日に決める方針にある。「バランス型」なら阿部、村田、マギーのうち誰か1人はベンチスタートとなる。畠の先発が予想される3戦目は3人がそろって先発する「超攻撃型」がありそうだ。相手投手ではなく、自軍の先発投手をベースにオーダーを編成するのは珍しい。

 この“ツーウェーオーダー”を武器に上位との差を縮め、9月に入れば3本柱を中4日で回すスクランブル態勢で勝負を懸ける。「今は、間隔を詰めて最後まで持たなくなったら意味がないけど、9月の変則日程になれば、それもある」と断言した。

 リーグ4位のチームが、正攻法ばかりを求めても兆しは見えてこない。勝つために最善を尽くし、勝負手をどんどん繰り出す必要がある。待ったなしの後半戦。由伸監督の手腕が行方を左右する。(水井 基博)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ニュース 順位表スコア速報
矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ