古田さん、金字塔を打ち立てた阿部の巨人入団 本音は「パ・リーグに行って」

2017年8月14日11時0分  スポーツ報知
  • 04年の球宴で古田(右)と話し込む阿部

 現役時代、名捕手として90年代のヤクルト黄金期を支え、自身も2097安打をマークした古田敦也氏(52)が、主に捕手として金字塔を打ち立てた後輩への思いを語った。

 阿部選手と初めて会ったのは、彼が中大2年生の時。岡山で当時の全日本の合宿があり(98年11月22日・倉敷)、そこにプロ・アマ交流の一環として、技術指導に行ったんです。その時の印象は、醸し出す雰囲気が大人びている感じでしたね。アマでは実力がある選手だから、周囲から「頼むぞ」ということを言われてずっと育ってきた選手なんだな、と思いました。

 その後、99年9月のシドニー五輪アジア最終予選(韓国・ソウル)に、私を含めたプロ、アマの混成チームで臨み、阿部選手とはチームメートになりました。線は細かったですが、きれいなスイングで、センター中心にきっちり打てる、アベレージ(打率)が稼げるバッターだな、と感じました。

 阿部選手は逆指名制度で巨人に入りましたが「できればパ・リーグに行ってほしいなあ」と思っていたんです(笑い)。巨人に入った以上は敵ですから、正直、「伸びないでくれ」と祈るだけでしたよ。

 捕手だけあって、キャッチャー心理をよく分かっている。例えば「ここは大事な場面だ」という状況では外角中心になりますが、そこ(外角)に行くと見せかけて、違う攻めをしたりする。それを逆に狙い打たれることもありました。読み負ける、というのかな。若い時から結構、「読み」を入れて打っていましたね。

 今の時代、38、39歳はまだ老け込む年齢じゃありません。2000安打は大きな節目ですが、「これは通過点です」とサラリと言ってほしい。3000安打した阿部が「喝!」って言うのを見てみたいですね(笑い)。

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