【巨人】「勝負の週」田口&菅野で虎のシッポとらえる

2017年9月12日6時0分  スポーツ報知
  • 阪神戦に先発する田口は甲子園球場での調整を終え、充実した表情で引き揚げる
  • キャッチボールで調整する菅野

 巨人が11日、逆転2位浮上に向け、2位阪神との勝負の3連戦(甲子園)に左右の両エース投入を決めた。12日の初戦は阪神戦2年越し7連勝中の田口。大事なカード初戦で勢いをつけるため、自身プロ初の3登板連続中5日で先陣を切る。2戦目は2軍で好調の吉川光で、3戦目は中5日の菅野。甲子園通算防御率1・34の右腕に大きな期待がかかる。両チームのゲーム差は6・5。3連勝で一気に上を目指す態勢を整えた。

 東京DでCSを開催するため、負けられない3連戦が幕を開ける。2位阪神との直接対決初戦を任された田口は、甲子園でダッシュなどで最終調整。「リリーフの方も大変だと思いますし、何とか1イニングでも多く投げて0点に抑えられたら最高です」と気合の入った表情で決意を示した。

 今季は12勝3敗で、対阪神は昨季から7連勝中。首脳陣に安定感と好相性を買われ、プロ初となる3登板連続の中5日で臨む。中6日で13日の2戦目ではなく、カード初戦で勢いをつけるためのスクランブル。前回6日の中日戦(前橋)は6回4失点で3か月ぶりに黒星がついただけに「何とか挽回したい思いで5日間過ごしてきました」とこの一戦にかける思いは強い。

 数字上は「虎キラー」でも、油断は全くない。最も警戒するのは福留。巨人戦はカード別最高の打率3割3分8厘を誇る。「福留さんは阪神打線そのものというか心臓。自分なりの投球(配球)で何とか意識付けができれば2、3戦目も変わってくると思います」。2戦目で3か月ぶりに先発する吉川光に、いい形でバトンを渡すつもりだ。

 照準はゲーム差なしの3位DeNAでなく、6・5差で追う2位阪神。週末の16、17日にDeNA2連戦(東京D)があるが、CS第1ステージ本拠地開催の2位へ、阪神3戦目に菅野が中5日で先発する。現在9試合連続1失点以下でともにリーグトップの15勝、防御率1・69を誇る大黒柱は、G球場でランニングなどで調整。「やることは変わらないです。挽回できる位置にいる。3位じゃなく2位を狙う」と強調した。

 甲子園は今季2度目の登板。5月23日、7回無失点で1―0勝利して以来だ。7回無死一、二塁から高山、上本、糸井を3連続三振に打ち取った圧巻のギアチェンジは記憶に新しい。同球場ではプロ通算9登板で5勝1敗、防御率1・34、被本塁打なし。その1敗も14年の0―1敗戦だった。誰もが疲れがたまるシーズン終盤に入り「結果が全て。結果で示していければ」と責任を果たす覚悟だ。

 目指すは3連続中5日の田口から吉川光、中5日の菅野で3連勝。対阪神戦は、現在4カード連続勝ち越し中。敵地で虎との差を一気に詰めにいく。(片岡 優帆)

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