【巨人】片岡が現役引退を決意「悔しいけど諦めるよ」

2017年10月1日5時0分  スポーツ報知
  • 今季限りでの引退を決意した片岡

 巨人・片岡治大(やすゆき)内野手(34)が、今季限りでの現役引退を決意したことが30日、分かった。近日中に正式表明する。08~10年まで3年連続50盗塁を記録。07~10年に4年連続盗塁王に輝くなど通算320盗塁。14年に西武から巨人にFA移籍したスピードスターは、度重なるけがにより今季は1軍出場なし。右膝などのけがが完治せず、満足いくプレーができなくなったことから、現役続行は困難と判断した模様。今後は未定となっている。

 球界屈指のスピードスターが静かにスパイクを脱ぐ。片岡はスポーツ報知の取材に「(引退を)決めました。悔しいけど、諦めるよ」と胸の内を明かした。今季は開幕2軍スタート。4月末に右膝を故障して以降、地道なリハビリを重ねてきたがここまで1軍出場はなし。7月4日のフューチャーズ対巨人戦(G球場)で実戦復帰したが、翌日から再びリハビリ生活を送っていた。

 7月末に心境を語った際には「FAで来て4年目だけど貢献できていない。みんなにも申し訳ないと思ってる。あまり時間はないけど、やるしかない」と決意を持って日々の練習に取り組んできたベテランだったが、大きな決断を下した。

 05年、西武に“ポスト松井稼頭央”として背番号「7」を継承して入団。08年には167安打で最多安打と盗塁王で2冠を獲得した。同年の巨人との日本シリーズでは3勝3敗で迎えた第7戦で1点を追う8回に死球で出塁すると、初球に二盗に成功。三塁に進み、中島の三ゴロでギャンブルスタートから同点ホームを踏み、勝利に導いた。全7戦で安打を放ち5盗塁。日本一の「陰のMVP」となる活躍を見せた。09年には第2回WBCにも出場。スターへの階段を上った。

 08年には2冠 一方でけがに泣かされてきた。西武時代は右足や左肩、右手首などを相次いで故障した。手術も経験しながらその度にはい上がってきた。13年には登録名を「片岡治大」に変更。東京ガス時代にも「保幸」から「易之」に変えており、2度目の変更だった。

 FAで巨人に移籍した14年開幕戦の阪神戦(東京D)で移籍1号3ランを放ち、華々しいGデビューを飾るなど、持ち前のパンチ力と勝負強さでもファンを魅了した。

 積み重ねてきた盗塁数は歴代25位の320。希代のスピードランナーが13年のプロ野球人生に幕を下ろす。

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