松本哲が引退会見、「日本一になれたことがすごい思い出です」

2017年10月6日11時37分  スポーツ報知
  • 引退会見を行った松本、球団職員から花束を贈られた
  • 涙ぐむ松本哲

 巨人の松本哲也外野手(33)が6日、都内の球団事務所で引退会見に臨み、今季限りでの現役引退を表明した。

 育成選手からプロ人生をスタートし、09年にはセ・リーグ新人王を獲得した「育成の星」は「今年1年間、1軍に上がれずにずっと2軍暮らしが続いたことが一番の決め手になりました」と決断の理由を明かし「家族には相談しましたし、いろいろと考えて引退を決意しました。今はスッキリした気持ちの方が強いですね」と現在の心境を語った。

 11年間のプロ生活での思い出を問われると「良いこと苦しいこともすごくいっぱいあったんですけど、日本一になれたことがすごい思い出です」と話し、「木村拓也さんが亡くなった日に甲子園でダイビングキャッチをしたプレーもすごく印象深いプレーでした」と2010年4月7日の阪神戦(甲子園)で見せた自身の代名詞であるダイビングキャッチで勝利に貢献した場面を振り返った。

 身長168センチ。プロ野球選手としては決して恵まれた体格ではなかったが、「みんなより体も小さいので全力でやらないと生き抜いていけないと思っていた。常に1球、1球に全力でやっていこうと思っていた」と強い決意でグラウンドを駆け巡った。

 09年に初めて開幕1軍入りすると、シーズン途中から「2番・中堅」としてレギュラーを張った。129試合で打率2割9分3厘、16盗塁をマーク。トレードマークの「てんびん打法」を確立し、「鳥人」とも言われた鉄壁の守備で、育成出身の野手として初の新人王、そしてゴールデン・グラブ賞に輝いた。

 現役生活の最終戦は、7日のファーム日本選手権・広島戦(宮崎)。「今年はずっと2軍で優勝を勝ち取れた。最後ファームで日本一を勝ち取れるように、チームの力になれるように全力でプレーしたい」と有終の美を飾ることを誓った。

 ◆松本 哲也(まつもと・てつや)1984年7月3日、山梨市生まれ。33歳。山梨学院大付高から専大を経て、06年育成ドラフト3巡目で巨人入団。07年2月に支配下登録。09年に新人王とゴールデン・グラブ賞を受賞。12年の日本シリーズでは、シリーズタイ記録の6犠打をマーク。プロ通算591試合で打率2割6分3厘、0本塁打、57打点、65盗塁。168センチ、70キロ。左投左打。背番号31。年俸2400万円。

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