【巨人】岡本、王さん一本足打法を参考に安打量産 宮崎3試合で打率5割

2017年10月11日6時0分  スポーツ報知
  • フェニックス・リーグ、オリックス戦で7回無死、3安打目となる中前打を放つ岡本(カメラ・橋口 真)
  • 巨人・王貞治の一本足打法(1975年撮影)

 ◆フェニックス・リーグ 巨人2―7オリックス(10日・宮崎・天福球場)

巨人・岡本和真内野手(21)が10日、みやざきフェニックス・リーグのオリックス戦(天福)に「4番・三塁」でスタメン出場。バックスクリーン直撃弾を含む3安打1打点と爆発し、打撃面での成長を見せつけた。宮崎での計3試合では打率5割と絶好調。OB・王貞治氏の一本足打法を参考にした重心の置き方で、安打を量産する。来季は勝負の4年目。三塁の定位置を奪い取る覚悟だ。

 衝撃音を2度、球場に響かせた。1―1で迎えた4回1死。岡本は、吉田凌の内角低めのシュートを、腕をたたみながらすくい上げた。快音を残して一直線に伸びた打球は、中堅122メートルの天福球場のバックスクリーンに大きな音を立ててぶち当たった。一時は勝ち越しとなるソロ弾だ。「(感触は)良かったかな。バックスクリーンなので、なかなか打てるもんじゃない」。驚弾に、打った本人も満足そうにうなずいた。

 特大アーチのみにとどまらない。2回先頭には左翼線二塁打で好機をつくり、山本の犠飛で先制のホームを踏んだ。7回先頭では中前打を放ち、残り三塁打でサイクル安打となる3安打1打点。これで、7日のファーム選手権から数え、宮崎での3試合は12打数6安打、2本塁打、3打点とバットの勢いが止まらない。

 打席での感触も良くなった。「コースに逆らわず、対応して打てている。凡打も内容が良くなっている」。ここ3試合の打球方向は左3、中5、右3と満遍なく広角に打ち分けている。

 進化の手本にしているのは、チーム宿舎の部屋にあるレジェンドの姿だ。宿舎の青島グランドホテルには、王貞治氏の一本足打法の写真が飾られている。そのフォームは、真っすぐではなく投手寄りに斜めに立ち、重心を前に傾けている。内田2軍監督は「岡本にも言っているが、これが理想の形。頭が突っ込まず、下半身の重心を前に置くことで投球に入っていける。今、チームでは一番、それができている。速い陸上選手のスタート、強い力士の立ち合いみたいに、しっかりとボールに向かっている」と成長ぶりにうなずいた。

 フェニックス・リーグ開幕から再転向した三塁の守備も「リズムは長年やってきたので、迷うことはない」と2度の守備機会を難なくこなし、アウトを取った。来季は経験豊かな村田、マギーらとの定位置争いに殴り込み、勝つのみだ。南国で攻守ともに充実のスタートを切ったが「上(1軍)で打たないとダメなので」と岡本。4年目の開花しか、頭にない。(原島 海)

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