【巨人】村田、衝撃の戦力外!若返りへ鹿取GM「苦渋の決断」

2017年10月14日6時0分  スポーツ報知
  • 9月27日の中日戦でファンの声援に帽子を取って応える村田

 巨人は13日、村田修一内野手(36)に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。チームは今季、11年ぶりにBクラス。変革へ若返りを図っていることや、村田が通算2000安打へ残り135本と迫っていることなどを考慮、鹿取GMは「(補償が発生するFAより)自由契約とすることが、彼へのせめてもの誠意」と、苦渋の決断を下したことを明かした。村田は、プレーできるならチームにも条件にもこだわらない姿勢を示した。

 覇権奪回に向けて生まれ変わるため、巨人が大なたを振った。球団はこの日、都内で村田に対して来季の契約を結ばないと通知し、自由契約の手続きを取った。鹿取GMは「苦渋の決断でした。選手としての力は十分にあり、2000安打も十分に達成できる。だが、若手に切り替える中で来季、多くのスタメン機会を与えることが難しくなる」と明かした。

 村田は11年オフにFAで横浜(現DeNA)から巨人へ移籍。長打力を生かして中軸を担い、12年からのリーグ3連覇に貢献したほか、昨季は全143試合に出場し、25本塁打、81打点でチーム2冠と存在感を発揮した。マギーの加入によって今季序盤は代打待機も、夏場以降はレギュラーとして試合に出続け、118試合で打率2割6分2厘、14本塁打、58打点をマークした。

 だが、チームはCS争いに敗れて11年ぶりのBクラスに転落し、変革期を迎えた。連覇した広島やDeNAが若い力の台頭で躍進したように、巨人も数年後を見据えれば、岡本や山本といった若い内野手の育成が急務であり、通算2000安打を目指す村田本人の出場機会についても考慮した上で、重い決断を下すことになった。

 2度目のFA権を保持している村田だが、自由契約となれば、他球団への移籍のハードルは下がる。今季の年俸は2億2000万円でBランクとみられ、FA権を行使しても、村田を獲得した球団には金銭と人的補償が必要になる。鹿取GMは「自由契約とすることが、FAで来てこれだけの貢献をしてくれた彼への、せめてもの誠意と考えた。恨み言ひとつなく、立派な男と思った」と、功労者への感謝を口にした。

 村田は今後、他球団で現役続行を目指す。本塁打王2度、ゴールデン・グラブ賞3度、ベストナイン4度。力強い打球を左右両方向へ飛ばす打撃技術はもちろん、鮮やかなグラブさばきもまだまだ健在だ。村田は常々「プロに入る時は『松坂世代』といっていろいろと注目してもらったけど、同級生で名球会に入ったやつはまだいない。俺はそこを目指したい」と宣言していた。2000本の偉業達成まで、残り135安打。挑戦は続く。

 ◆村田 修一(むらた・しゅういち)1980年12月28日、福岡県生まれ。36歳。東福岡高3年時に投手として甲子園に春夏連続出場。日大で内野手に転向し、2002年ドラフト自由獲得枠で横浜(現DeNA)入団。07、08年に本塁打王を獲得。08年北京五輪、09年第2回WBC日本代表。11年オフにFA宣言して巨人へ移籍。三塁でベストナインを4度、ゴールデン・グラブ賞を3度受賞。177センチ、92キロ。右投右打。年俸2億2000万円。家族は絵美夫人と3男。

 ◆FAと自由契約 村田がFA移籍した場合、移籍先球団は巨人に対して補償金などを支払う必要がある。村田は巨人での年俸が上位4~10位のBランク(外国人選手は除く)とみられ、年俸の60%か人的補償+年俸の40%を補償する。自由契約にすれば、この補償が不要なため、移籍へのハードルが低くなる。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ニュース 順位表スコア速報
矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ