【巨人】川相新2軍監督、“バント職人”“守備職人”スペシャリスト作る

2017年11月14日13時0分  スポーツ報知
  • 秋季宮崎キャンプで、若手選手の前で自らバントを披露する川相2軍監督

 巨人の川相昌弘2軍監督(53)が13日、来季に向けた指導について意気込みを語った。今季まで3軍監督として主に育成選手のレベルアップに力を注いできた。「育成」と「イースタン・リーグ4連覇」への思いを明かした。(取材、構成・長井 毅)

 今季は3軍でチームを指揮し、若手の育成に力を注いだ。来年からは2012年以来6年ぶりの2軍監督となる。3軍とは指導方針も変わってくる。

 「3軍監督とは仕事の種類というか、方向性は違うとは思う。1軍との入れ替えもやったり、1軍に選手を供給しないといけない。3軍では1軍に直接的に関わることはなかったので」

 3軍監督で得た経験をもとに、2、3軍の連係も密に行っていく。

 「2、3軍でひとつのファーム組織。全体の底上げが重要です。このオフはベテランが戦力外になっているけど、若手の切り替えが球団のテーマ。スタッフ全員で若い選手を含めた底上げをやっていきたい。その上で1軍に選手を送り込んでいけたらいい。2、3軍が一体となって教育、育成をしていかないといけないと思う。みんなで一枚岩となって協力してやっていこうという話はファーム首脳陣の前でしました」

 1日から始まったG球場での2、3軍残留練習の初日には、秋季宮崎キャンプに入っていないメンバーを前に「『個の力』を伸ばそう。うまくなりたいという一心で頑張ってほしい。食生活も含め、全て野球にかける覚悟で」と訓示した。

 「野球をプロでできる喜び、やらせてもらっているという思いの中で、生活の全てを注ぐ覚悟が必要。何のためにやっているかというと、自分がグラウンドでいいプレーをして1軍で活躍するため。2軍でも3軍でも練習、試合をしているのはそこを目標にしてやっている。そこに生活の全てを注ぐことが選手にとってすごく大事な部分。そのために摂生したり、食事や睡眠のことを考えたり、お酒の量のことを考えたり。そこには犠牲にするものは必ず出てくる。犠牲にしてでも野球のために頑張れる。そういう気持ちで取り組むことがプロ野球選手として成功していく一つの要素だと思う。そういう選手が一人でも多くなれば、チームも活性化するし、強くなっていくと思う。そういうふうに僕たちもいろいろと伝えていければ」

 1軍は今季11年ぶりのBクラスに転落。若手の台頭が望まれる中、1軍で活躍できる“スペシャリスト”育成も使命と捉えている。

 「みんなタイプが違う。それぞれのタイプの中で、チームに貢献できる選手というのは、使う側からしたら使いやすい選手。貢献というといろんな貢献の仕方がある。安打をたくさん打つこと、守備でどんなボールでもさばいてくれることもそうだし。バントをきっちり決める選手もありがたい。左対左でワンポイントで抑える投手も必要。1軍の高橋監督からして『本当にありがたいな』と思ってもらえる選手を作っていきたい」

 今季も3軍監督として「1軍で必要になる可能性がある選手を作る」という視点でセンターラインの強化に励んだ。その根本は今後も変わらない。

 「投手、捕手、二遊間、中堅のセンターラインの育成は重要です。そこがしっかりすればチームもしっかりする。そこはこだわってやっていきたい」

 育成面、1軍に送り出す選手の戦力整備も大きな役割だが、2軍のチームとしては来季はイースタン・リーグ4連覇がかかっている。

 「勝つことも重要だけど、いかに1軍にとって必要な選手を整えられるかが重要。何よりも一番大事なことは1軍が優勝するためにどう戦力を供給していけるか、チームにとってはそこが重要だし、それをファンも望んでいるわけですから。そこに最大限、協力していきたい。その上で勝つなら断トツで勝ちたいですね」

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