【巨人】桜井、生き残りへ菅野から「全て聞く」

2017年11月14日10時0分  スポーツ報知
  • ブルペンで投げ込んだ桜井

 桜井俊貴投手(24)は15年ドラフト1位で入団し、今季から中継ぎに転向。いまだ勝利はない。憧れの菅野を手本に完全復活を目指す心中は。(取材・構成=玉寄穂波)

 静かなブルペンで乾いたミット音が響いた。桜井は自問自答しながら腕を振った。ストライクゾーンの四隅、高低を意識し丁寧に投げた。ただ一人のブルペンで気づけば201球。「1球1球(意図を)考えながら投げた」と汗を拭った。

 崖っ縁だ。完全復活を遂げるため秋季キャンプではフォームの調整に取り組む。

 「春のキャンプから足を上げた時に右肩を一度下げて背負い投げのように縦に腕を振っていた。でも、シーズン中に菅野さんからキャッチボールの時にアドバイスをいただいた。左手が投げる時に意識以上に上がってしまっていると。もっと低くしたら良いと言われた。そこを意識して今はやっていこうかなと思う」

 プロ1年目の16年は1試合で1敗。今季は全てリリーフで19登板0勝1敗、防御率5・67だった。

 「1軍で投げられるなら中継ぎでもチャンスだと思った。でもリリーフが初めてすぎて分からずリズムがつかめなかった。調子の波があり最初は良かったが最後はダメになってしまった」

 シーズン中は憧れのエース・菅野に積極的に質問した。

 「菅野さんのスライダーは少しの曲がりでも打者からは大きく変化しているように見える。小さな変化でもいいと言われたので、自分はカットボールを覚えようと思った。カウントをうまく取ったり、投球の幅を広げるためにもっと磨いて来季につなげたい」

来季3年目変えないと 勝負の3年目。オフの自主トレは菅野に電話し合同トレを直談判した。

 「同じ右腕で学びたいという気持ちが大きい。もうプロ3年目。1年目はけがで野球ができず、2年目も必死になりすぎて自分の思い通りの野球ができなかった。変えないといけない。生き残るために聞けることは全て聞きたい」

 11日のハンファとの練習試合(ひむか)は2回4失点。

 「チャンスは何度もない。自分次第。来季は1軍に定着してプロ初勝利を目指したい」

ブルペンで投げ込んだ桜井

 巨人・斎藤投手コーチ「直球、変化球と持っているもの全てが平均なので制球力で抑えるようにしないと。いいものは持っているんだから、度胸を持って全球ストライクゾーンぐらいで勝負しないといけない」

 ◆桜井 俊貴(さくらい・としき)1993年10月21日、神戸市生まれ。24歳。北須磨高では甲子園出場なし。立命大から15年ドラフト1位で巨人入団。昨季1軍では1試合のみ。今季は中継ぎで19試合0勝1敗、防御率5・67。181センチ、82キロ。背番号36。右投右打。年俸1200万円。

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