【巨人】大江、高田ルーキーイヤー「収穫と反省」を糧に飛躍の2年目へ

2017年12月5日14時0分  スポーツ報知
  • 来季は2年目を迎える高田(左)と大江。成長著しく、首脳陣の期待も大きい
  • 先発ローテを担える逸材と評判の大江
  • 本格派右腕の高田

 まるごと巨人はプロ1年目を終えた昨年のドラフト5位・高田萌生投手(19)と同6位・大江竜聖投手(18)のインタビュー。若き力が求められるチーム状況の中、近未来のローテ候補である高卒ルーキー2人が1年目の「収穫と反省」を語った。(取材・構成 長井 毅)

 最速154キロ右腕の高田は今季主に3軍で、独立リーグ、アマチュア相手を中心に投げ、21試合で4勝5敗、防御率3・14。86イニングで74奪三振だった。

 高田「3軍の試合が多かったですが、中6日で週1回のペースで先発をさせてもらえた。けがせずシーズンを投げ終えられた経験はよかったですが、内容は1試合を通してよかったと思える試合は少なかったです。シーズン後半に自分の思うような球がいき始めて、フェニックス・リーグ期間中にもそれが出せました」

 一方の最速149キロ左腕の大江は今季、シーズン途中から2軍で先発ローテ入り。イースタン12試合に登板し、4勝3敗、防御率2・30をマークした。

 大江「得られたものしかなかったです。月によって学べたものが違った。最初は(環境に)慣れるためにどうしたらいいか勉強させてもらった。野手の人たちに『頑張れよ』と慰められながら、何とかやっていた感じです。結果はよかったですけど、自分のプラン通りに投げたり、流れに乗っていけなかった」

 先輩たちの姿を見て学んだことも多かったという。

 大江「内海さんの野球に対する姿勢が見られた。どんな時も手を抜かずに練習に取り組む姿勢が勉強になりました。内海さんからは『質問をしてもらった答えを、そのまま実行するんじゃなくて頭の中で理解した上で試していった方がいいよ』とアドバイスをもらいました。ポール間走も端を走って一番距離が出るところを走っていた」

 高田「いろんな人に『キャッチボールが大事だ』と言われました。指にかかったボールを胸元に投げ込むことを意識してやっていきたいです」

 ルーキーコンビは1軍の本拠地デビュー戦となった8月23、24日のイースタン・ヤクルト戦(東京D)で先発。大江は6回3安打、1失点、5奪三振。高田は視察した由伸監督の前で3回無安打無失点と互いに好投し、確かな収穫も得た。

 大江「しっかりコントロールよく投げられれば通用すると思いました。捕手の構えたミットに投げ切れればいけるのかなと。僕の場合はコントロールができないと駄目なので」

 高田「ドームで投げた試合もそうでしたし、自分の球が投げられれば抑えられると感じました。指にかかってない球や抜け球は逃さず打ってくるのがプロだなと。新しい課題が見えました。球筋の安定というか、シュート回転の球をなくしていきたい」

 シーズンを戦い終え、見えた課題の克服へ、オフの取り組みも計画的に行う。

 大江「1年間通して戦う体力的な部分が少ないと感じた。後半は筋肉量が落ちてきて球のスピードが落ちてきた。140キロ台はほとんど出なくなっていた。常時140キロ台がキープできる筋肉量をつけないといけない。基本的なウェートトレーニングと走り込みをするしかできない。この時期のキャッチボールをしっかり胸に投げる意識でやっていきたいです」

 高田「オフシーズンの間にしっかりやって体をもう一回り大きくしたい。そうすることでフォームの安定、パフォーマンスの安定につながると思う」

 2年目の飛躍へ、来季の目標を掲げた。

 大江「1軍で1勝することです」

 高田「開幕から2軍のローテで投げられるようにしたい。なるべく早く1軍で投げたいです」

 ◆高田 萌生(たかた・ほうせい)1998年7月4日、岡山・新見市生まれ。19歳。小3からソフトボールを始め、高知・明徳義塾中では軟式野球で3年春に四国大会4強。創志学園高3年時には、春夏連続で甲子園出場。今季は3軍で21試合に登板し4勝5敗、防御率3.14。178センチ、78キロ。右投右打。背番号53。

 ◆大江 竜聖(おおえ・りゅうせい)1999年1月15日、神奈川・座間市生まれ。18歳。中学時代は横浜ヤング侍に所属し、エースで全国大会に出場。二松学舎大付高では1年夏と2年春に甲子園出場。今季は2軍で12試合に先発し4勝3敗、防御率2.30。173センチ、78キロ。左投左打。背番号64。

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