前巨人・マイコラスがカージナルスと2年契約で合意 4年ぶりのメジャー復帰
2017年12月6日9時52分 スポーツ報知
巨人から自由契約となったマイルズ・マイコラス投手(29)が5日(日本時間6日)、カージナルスと総額1550万ドル(約17億5000万円)の2年契約で合意した。4年ぶりのメジャー復帰となる。カージナルスは右腕エースのランス・リンがFAとなっていたため、先発陣の補強を目指していた。
マイコラスは2009年パドレスから7巡目で指名され、12年に昇格。14年にレンジャーズに移籍も通算4勝6敗とメジャーでは芽が出なかった。2015年に巨人入りして素質が開花した右腕。来日1年目で21試合登板、13勝3敗、防御率1・92という好成績を残し、オフに総額4億8000万円の2年契約を結んだ。昨年は故障で14試合登板で4勝2敗に終わったが、今季は27試合登板で14勝8敗、防御率2・25、184奪三振で奪三振王にも輝いた。帰国の際には、「メジャーという舞台は常に夢見てたこと。最終的に全ての要因を考慮してじっくり考えたい」と話していた。
プロ野球機構の「保留選手名簿」がNPBから発表され、マイコラスはここから外れて自由契約となっていた。