【巨人】上原、次戦は２３日楽天戦が濃厚　移籍後初登板一夜明けも「体は問題ない」　

　カブスからＦＡとなり、巨人に１０年ぶりに復帰した上原浩治投手（４２）が２１日、万全をアピールした。前日（２０日）の日本ハム戦（東京Ｄ）で移籍後初登板。一夜明け、この日はＧ球場で１軍の投手練習に参加。オープン戦過去最多人数を更新するなど「上原フィーバー」を巻き起こし、「たくさんの人から連絡もいただきました」と目を細めた。キャッチボールなどで調整し「体は特に何もない。問題ないです」と状態の良さを強調した。

　この日はともに練習を行っていた菅野がブルペン入り。キャッチボールから熱視線を送り、正面と背後からじっくり投球を眺めた。初めて菅野のピッチングを見たと話し「素晴らしいですね。コントロール（の良さ）も全然違う」と背番号「１９」の後継者を絶賛した。

　次回登板は２３日の楽天戦（東京Ｄ）が濃厚だ。「納得いく投球ができれば」と先を見据えた。（玉寄　穂波）