【巨人】上原「1点差はシビれますね」復帰登板で虎打線3者凡退 お立ち台では笑い誘う

スポーツ報知
8回2死、高山を二ゴロに抑えてガッツポーズする上原(カメラ・矢口 亨)

◆巨人8―4阪神(31日、東京ドーム)

 カブスからFAとなり、巨人に10年ぶりに復帰した上原浩治投手(42)が30日の阪神戦(東京ドーム)8回に登板し、1回無失点に抑えた。

 東京ドームが大歓声に包まれた。1点リードを奪って迎えた8回表。「Welcome Back」の文字がビジョンに躍った。マウンドに向かったのは背番号11。上原は直球とスプリットでテンポよく投げ、阪神打線を3者凡退に抑えた。

 試合後のヒーローインタビューでは「お久しぶりです」とファンにあいさつ。「1点差はしびれますね。抑えられてよかったです。今日は阪神・巨人戦ということでお客さんもたくさん入っていて、その中で抑えられてよかったです」と振り返った。

 この日は先頭の大山から3球三振を奪ったが「アウトを取ればいいです」とファンの笑いを誘った。

 3人で抑えてベンチに戻った際には、ナインと激しいハイタッチで喜びを表現した。「そういうスタイルでやってきているんでね。これは変えることができないんで、ケガさせないようにそういうハイタッチをしたいと思います」と語ると、再びファンからどっと笑い声が起きた。

 メジャー経験を生かした大車輪の活躍が予想される今季。「便利屋でやります。どこでもやります」と決意を語ったが、起用は「楽な展開でお願いします」と口にして、またしてもG党の笑いを誘っていた。

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