【巨人】阿部、代打で今季初安打が同点タイムリー「本当、やっと打てました ハイッ!」

スポーツ報知
7回1死満塁、右前に同点の2点適時打を放ち、一塁上で笑顔を見せる阿部(カメラ・矢口 亨)

◆巨人11―8ヤクルト(29日・東京ドーム)

 巨人・阿部慎之助内野手(39)が代打で今季初安打となるタイムリーを放ちお立ち台に上がった。

 2点を追う7回1死満塁でヤクルト・近藤のフォークを右前にはじき返す2点タイムリー。ようやく生まれた今季初安打に一塁塁上で井端コーチとグータッチすると、両手を高々と挙げて喜びに浸った。

 その後は2死一、三塁で代打・亀井の中越え2点二塁打で勝ち越した。チームはこれで7連勝となった。

 阿部はお立ち台で開口一番「最高で~す!」と決めぜりふを話すと「本当、やっと打てました ハイッ!」と安堵の笑みを浮かべた。フォークを狙い打った。「昨日からフォークしかきていなかったので、何とか当たりました」とベテランの読みもさえた。

 「(塁上では)自分でも『やっと打てたな』と言っちゃいました。(代打は)すごく難しいのを経験させてもらっています。みんなすごく打つので…」と照れ笑いを浮かべるとファンに向かって「いつもすごく大きな声援をありがとうございます。チームが勝てる、追いつくヒットを1本でも打ちたい」と代打の切り札として今後も活躍することを約束していた。

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