【巨人】先発菅野、万全の状態で先陣「全試合重要な試合」

スポーツ報知
キャッチボールで調整した菅野

 巨人の菅野智之投手(28)が、万全の状態で先陣を切る。リーグ戦再開初戦となる22日のヤクルト戦(東京D)先発に向け21日、同球場で全体練習に参加。ダッシュやキャッチボールなどで準備し、「全試合重要な試合なのでしっかり頑張ります」と決意を示した。

 エースはここまで12登板7勝4敗。投球回数91、防御率2・08、5完投、3完封、89奪三振は全てリーグトップと圧巻の投球で引っ張ってきた。今回の相手、ヤクルトは4月28日に東京Dで2安打完封して以来の対戦。投打がかみ合って交流戦勝率1位と勢いに乗るだけに、3連戦初戦で流れを引き寄せたい。

 チームは開幕から基本的に菅野、山口俊をカード初戦に起用してきた。今回、交流戦後に間隔が空いたことで順番を再検討。ヤングマンの昇格は見送り、山口俊が菅野に続いて23日のヤクルト2戦目、24日の3戦目は今村が濃厚となった。

 開幕から苦しんできた田口が、黒星ながら16日のロッテ戦(ZOZO)で8回1失点完投。首脳陣は左腕に期待を込め、今季初のカード初戦となる26日の広島戦(マツダ)を託す模様だ。交流戦のチーム防御率がセ・リーグ球団1位の3・13と好調の投手陣。エースを筆頭に勝利のバトンをつないでいく。

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