【巨人】菅野、6回125球の熱投で8勝目!長野、適時二塁打2本&坂本勇、10年連続10号で後押し

スポーツ報知
4回1死一塁、川端のスイングをアピールする菅野(カメラ・中島 傑)

◆巨人8―5ヤクルト(22日・東京ドーム)

 エース・菅野が交流戦勝率1位と勢いに乗るツバメ打線を抑え、8勝目。レギュラーシーズン再開初戦を白星で飾った。

 菅野は初回1死後、青木に中前打を許すと、続く川端の左前打で青木は三塁を陥れる好走塁。続く4番・バレンティンに四球を与え、1死満塁とされる。しかし、雄平を一ゴロ、坂口を二ゴロに打ち取り、このイニング、32球を要して切り抜けた。

 その裏、巨人はソフトバンクの先発、移籍後初登板となった左腕・山田大を攻める。先頭の坂本勇が四球で出塁。陽の三振の際、二盗に成功すると、8日の西武戦以来のスタメン復帰となった3番・マギーが中前に適時打を放ち、先制。続く岡本も左前打で続く。亀井は右飛に倒れたが、長野が左翼線に適時二塁打。2者が生還して3点を奪った。

 3回、先頭のマギーが右中間を破る二塁打で出塁。岡本は右飛に倒れたが、亀井の一塁内野安打で1死一、三塁とすると、第1打席で適時二塁打の長野が今度は左中間をまっ二つに破る適時二塁打。マギー、岡本が返り2点を追加。長野はこの日4打点とした。

 吉川尚、三振の後、小林が四球で出塁。9番・菅野は平凡な遊ゴロもヤクルト・西浦が後ろにそらし、失策でさらに1点を追加。山田大はここで降板となった。

 3回まで無失点投球も球数71球と苦投の菅野は4回、先頭の坂口に中前打を許すと、続く西浦に左翼席に飛び込む5号2ランを浴び、2点を奪われた。6回まで125球を投げ、2失点の熱投を見せた。

 7回は沢村が抑えたが8回のマシソンが誤算だった。

 簡単に2死を取った後、西浦にこの日4安打目となる右前打を許すと、中村にも左前打。2死一、二塁で代打・畠山に高めのストレートを捕らえられ、左翼席に飛び込む3ランを浴び、1点差に迫られた。

 8回、先頭の小林がヤクルトの5番手・近藤から四球を選び出塁。代打・重信の犠打で1死二塁とすると、坂本勇が高めのストレートを左翼席中段に運び、10年連続2ケタ本塁打となる一発で試合を決めた。

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